2012年4月1日日曜日

STUDIO_MAKO


パリ

起きると「世界の車窓から」のBGMが脳内に流れた

さて、いよいよパリに到着する訳なんだが
毎回ホテルでケータイを充電していたのに
今日は寝台列車という事ですでにバッテリーは瀕死。

実際のところ、この写真を撮った直後に0になった。

パリといえば何と言っても欠かせないのが
世界最大の美術館である「ルーヴル美術館」である。
正直この旅に来た理由の5割はこいつが占める。

ホテルには夕方頃チェックイン予定なので
ああ、何故こんな日にカメラが使えないんだ!と嘆いたが
結論から言うとその日は時間の都合でルーブルには行けず
終日パリの名所を巡るだけの旅だったので
この日については超割愛。

ホテルに付き、さっそく充電完了すると
テレビには「サウスパーク」がやっていた

その後にやっていた懐かしき「ハッピーツリーフレンズ」は
言葉が分からなくても楽しめるが
サウスパークは言語が分からないとある程度しか分からないなァ
(といいつつそのエピソードは日本で見た事あったが)

海外の番組で面白かったのは
ガキ使で一気に有名になった企画
「サイレント図書館」シリーズのオマージュ番組。
やっぱり無言系で面白いってのは
世界中誰が見ても分かる笑いなのでスゲーなと思った。

さて、今日はいよいよルーヴルである。
イタリアの地下鉄は治安が悪いらしいが
まだフランスの地下鉄はまともとの事で
それに乗ってホテルからルーブル前駅へ行く。

しかし乗客にイカつい人が多かったので
おフランスおチンピラおカラまれるかと焦ったが
むしろ俺がスリだと警戒されている節があった。

この階段を上った先には・・・

・・・

おお、憧れのルーヴル!

広場に入るとあの有名なクリスタルピラミッド!


あなたはどのようにメキシコをテストされている

ちなみに現在の時間は8時。
ルーヴル開館は9時なので人はかなり疎らだが、
結局目の前を通るだけだった昨日は、異常なほどの人数だった。

現在はピラミッド前に3~40人ほど並んでおり
これくらい先頭組で入るのも良いんだけど・・

いかんせん、どこでチケットを買えばいいのやら
入り口でどうすればいいのやらが分からないので
俺がつっかえると尋常じゃない数の人が足止めくいそうなので
ある程度、様子見をしたい。

1時間近く余裕があるので
このルーヴル内での目的で「無理だろうな」と思いつつ
実は超期待している「露伴」の絵がまだどこかで
特別展示してるんじゃないかと探してみる事にした。

たしか本来は去年の1月~4月の展示だが、
ウルジャン4月号から「岸部露伴ルーヴルに行く」の
日本語版が掲載されたので、可能性は捨ててはいけない。

実はこんだけ楽しみにしてたくせに
旅行寸前まで体調が最悪で、下調べする暇がなく
なんとかなるだろうとぶっつけで来たのだ。

恐ろしく広いルーヴル美術館の周囲を歩いていると
・・・・な・・・なんだこれはッ!

「ROHAN」はフランス語で別の意味があるんだろうが、
俺には露伴専用の入り口に見えて仕方ない。
ここは強行突破でも入る価値はある!
明らかに従業員入り口臭がプンプンしたが
とりあえず入ってみると案の定、(何言ってるか分からんが)止められた。

そうこうしている内に8時50分くらいになり
ピラミッド前に戻るとさっきとは全く変わり長蛇の列が・・・
(写真撮り忘れたけど)

どうやらピラミッド入り口は身体検査のみで
チケットは下に売っているらしい。

最初、ルーヴル内は完全カメラ禁止と思っていたので
ピラミッド降りた辺りの写真はまったく撮っておらず、
9,5ユーロのチケットを購入した後に
無料配布されているダンジョ� �マップ(日本語訳版)を入手し
有名な作品が一番集中しているドゥノン翼から入場する。


あなたが亡くなるときには、動物として戻って来るのですか?

上の前振りで分かると思うが、
実はルーヴルは「フラッシュ禁止」なだけで
カメラ自体はほとんどの作品で許可しているという太っ腹ぶり。
それならばとさっそく写真を撮りまくる事にした。

・・・む・・・・向こうに見えるのは


ド ド ド ド ド ド ド

「サモトラケのニケ」ェ!

正直これは実物で見たら迫力に圧倒される。
しかもニケはポジション取りが一番美味しい所にあり
彫刻部門やら絵画部門を行き来する度にニケを観に行ってしまう。

さて、「全ての作品を見るには1週間かかる」と
実しやかに言われてきたルーブルだが
実際のところどれくらいなんだと思ったら
・・・・本当に広かった。

廊下の向こう側が見えないのだ

しかも、まだ開館してから30分も経っていないのに
どこを見ても人、人、人だったので
これは有名所を先に回っていた方が賢明だろうという事で
誰もが知ってるルーヴル名作巡りに出かける。

まずは・・・『モナリザ』!

実際に見たら小さいというのは有名な話なので
サイズに関しては驚く事はなかったが、
小さい絵のくせに、さらに周囲4mほどに策があり
肉眼ですらとても鮮明に見れたもんじゃない。

ちなみに正午ほどになり
もう一度モナリザ前に来た時の写真がコレ

あの奥にある、豆みたいなのがモナリザ。
見れる訳がねぇ・・・、最初に名所巡りは賢明な判断だった。

さて、次に見れたのは
両腕を失った事で完成した芸術、『ミロのヴィーナス』

実際この作品を前にすると
本当にどのような腕だったか想像してしまう。
ボク、なんだかとても幸せです。

周囲の人のサイズを見れば分かるだろうが、
これは相当の大きさがある。
まだルーヴルに来てそれほど作品を見ていないが
美術館自体の広さに負けないほど
迫力に圧倒される作品が多い。


FUジェンの曲は、8つの母掌を学びませんでした

これもその内の一つである
ミケランジェロ『瀕死の奴隷』

この作品の前でなら2時間眺めてられる自信があるほど
とても吸い込まれるような魅力がある。

嘆かわしい事だが、
この肉眼でしか感じる事が出来ない感動そっちのけで
写真を撮る事だけが目的になり、撮っては移動を繰り返す
「レンズ越し観賞会」をしている人が本当に多い。

(俺もたっぷり鑑賞後に写真撮りまくってるから偉そうに言えないが)
この感動は是非ルーブルに行って感じてもらいたい

しかし、100点ほどしか展示してない小磯良平展ですら
朝から夕方まで居座った男なので、
そのペースで30万点見たら数年はかかる。

誰もが知ってる芸術作品を回るだけでまだまだなので
悔しいながらペースを上げて回る事にした

ルーヴル内で、生で見て一番感動した作品。
ウジェーヌ・ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』

この絵は高校時代に死ぬほど模写した経験がある。
生の迫力は筆舌に尽くしがたいものがあり
ここまでテーマを象徴的に描きながら、安っぽくならない所が凄い。

1つずつ感想を書いているとかなりキリがないので
ここから暫くは写真のみでお送りします










そういえば忘れてはならないのは
まだ露伴の絵があるかもしれないという可能性だ。

ダンジョンマップを見る限り、
展示されてる可能性があるのは
「特別展示室」または「グラフィックアート部」

特別展示室は別の作品があったので
最奥にある「グラフィックアート部」を見ると・・

・・・・お・・・おお!?・・・


と思ったが、中はエジプト関係の絵ばっかりだった。
やはり去年の1月~4月で終わりなんだから
翌年の8月では無理があるか

噂によると今年、東京で開催される可能性があるらしいので
それを期待するしかないだろう。

6時間くらい見た後、さすがに疲れたので一度出て
逆ピラミッドを観に行った。
(ちなみにチケットは今日中いっぱい有効らしい)

そのあと、ルーヴル内に色んなお店があるので
適当にお土産を買ったりしつつ
書店でなんか面白い本はないものかと探していると・・

・・・・・

KYYYIIIIITAAAAAAAHH!!

そうだよ、これが欲しかったんだよっ!
・・・まァ、実をいうとアマゾンでも買えるので
今までも何度か買おうかと悩んだ事があったが
「なんか違う気がするな」と思っていた。

そう、やっぱり買うんならルーヴル内っしょ!

結局、朝9時から閉館の18時まで入り浸り
その日は超満足な状態でホテルへ帰れた。

しかしルーヴルが楽しすぎて、
オルセー美術館などに行けなかった後悔もある。
ピカソ美術館が改装を終えた頃にもう一度パリ巡りしよう

因みに、日記内ではまだルーブル内で撮った写真の
20分の1程度しか掲載しておらず
本当にまっだまだ語るべき事もあったんだけど、
容量的にあまりに多いのも困るのでとりあえずここまで



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