2012年4月29日日曜日

Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) FAQ


Q: Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)とは何ですか?

Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)とは、クラウド内で規模を自在に変更可能なコンピュート能力を提供するウェブサービスです。そして、ウェブスケールな処理能力を開発者が簡単に利用できるよう設計されています。

Q: Amazon EC2 でできることは何ですか?

Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)がクラウド内のストレージを可能とするのとまったく同様に、Amazon EC2 は、クラウド内での「コンピュート」を可能にします。Amazon EC2 のシンプルなウェブサービス インターフェイスによって、手間をかけず、必要な機能を設定して利用することができます。お客様のコンピュートリソースに対して、高機能なコントロールが提供され、Amazon の実績あるインフラストラクチャ上で実行できます。Amazon EC2 は、わずか数分間で新規サーバーインスタンスを取得して起動することを可能にします。これにより、コンピューティング要件の変化に合わせて、素早く能力を拡張または縮小することができます。実際に使用した分だけ料金を払えばよいので、Amazon EC2 は、コンピューティングの経済性も変革します。

Q: Amazon EC2 はどのように開始できますか?

Amazon EC2 にサインアップするには、Amazon EC2 詳細ページ上の [このウェブサービスにサインアップ] ボタンをクリックします。このサービスにアクセスするには、Amazon Web Services のアカウントを保有している必要があります。これをまだ持っていない場合は、Amazon EC2 サインアッププロセスの開始時に、プロンプト画面が表示されてこれを作成することができます。サインアップの後、Amazon EC2 文書をご参照ください。ここには当社の入門ガイドが含まれています。

Q: Amazon EC2 にサインアップする際、私の電話番号を検証するよう求められるのはなぜですか?
Amazon EC2 登録には、有効な電話番号とEメールを AWS に提出することが必要です。これはお客様に連絡する必要が生じた場合のためです。電話番号の検証に要するのは数分のみです。ここでは登録プロセス中に電話を受信し、電話のキーパッドを使用して PIN 番号を入力します。
Q: 開発者が以前できなかったことで、現在できるようになったことは何ですか?

これまでは、小規模の開発者は大規模なコンピュートリソースを獲得する資本を有していませんでした。また、予期せぬ負荷の急上昇に対応するための余剰コンピュータを確保することもできませんでした。Amazon EC2 では、どんな開発者でも、Amazon の「規模の経済」のメリットを活用することができます。これまでのような前払いの投資やパフォーマンスの妥協は必要ありません。今では、開発者はビジネスがどんなに成功しても、そのビジネス要件を満たすのに必要なコンピュート能力を安価で簡単に確保できるようになったことを理解しています。

サービスの「柔軟な」特性により、開発者はすぐに規模を拡張してトラフィックや需要の急上昇に対応することができます。必要となるシステムリソースが予期せず変更する(上下する)場合でも、Amazon EC2 は即時に対応できます。つまり開発者には、その時々で必要となるリソース数をコントロールする能力が与えられます。対照的に、従来のホスティングサービスは一般的に、固定された時間枠で、固定されたリソース数を提供します。つまり、利用量が急速に変化する、予想不能である、または様々な間隔で大きなピークを迎えることが知られている場合でも、ユーザーが簡単に対応できることはごくわずかです。

Amazon EC2 環境ではシステムをどのように稼動させるのですか?

アカウントをセットアップして AMI を選択または作成したら、インスタンスを起動する準備ができています。RunInstances API を呼び出すことによって、任意の数のオンデマンドインスタンス上で AMI を開始できます。必要なことは、開始したいインスタンス数を伝えるだけです。20を超えるオンデマンドインスタンスを使用したい場合は、Amazon EC2 インスタンス申請フォームにご記入ください。

Amazon EC2 がお客様の申請に対応し、RunInstances でリクエストされたインスタンスのセットアップを開始します。お客様は、DescribeInstances API 呼び出しを使用して、インスタンスのステータスについて確認することができます。また、TerminateInstancesAPI 呼び出しを使用して、任意の数のインスタンスをプログラム的に終了することもできます。

Amazon EBS ブートパーティションを使用してインスタンスを実行中の場合は、StopInstances API を呼び出して、コンピュートリソースを解放しながら、ブートパーティション上でデータを格納することもできます。Amazon EBS ブートパーティションで関連インスタンスの再起動準備が整ったら、StartInstances API を呼び出すことができます。

さらに、お客様のアプリケーション利用時間が調整可能なものであれば、スポットインスタンスを使用して利用コストをさらに削減することもできます。スポットインスタンスの利用方法に、詳細な説明が記載されていますので、ぜひご覧ください。

ご希望であれば、AWS Management Console または当社のコマンドラインツールを用いたコマンドライン経由で、これらすべてのアクションを実行することもできます。これらはこのウェブサービス API で実装されています。

Q: ルートデバイスのために、ローカルのインスタンスストアと Amazon Elastic Block ストレージ(Amazon EBS) を使用することの間に違いはありますか?

Amazon EC2 インスタンスを起動する場合、Amazon EBS またはローカルインスタンスストア上でルートデバイス データを格納する機能があります。Amazon EBS を使用することにより、ルートデバイス上のデータは、インスタンスの稼働状況とは無関係に永続化します。これによって、インスタンスの停止と再起動を連続して行うことができます。これはお客様のラップトップをシャットダウンして、それが再度必要になった場合に再起動するのと似ています。

一方、ローカルインスタンスストアは、インスタンスが稼働している間のみ存続します。これはデータがルートデバイスに格納されていない場合に、インスタンスを安価な方法で起動することができます。例えば、このオプションを使用して、各インスタンスがウェブトラフィックを処理するためのクローンである、大規模なウェブサイトを運営しているお客様がいらっしゃいます。

Q: システムはどれくらい迅速に稼動を開始しますか?

一般的には、呼び出しの発行から、リクエストされたすべてのインスタンスが起動シーケンスを開始するまで、10分とかかりません。この時間は以下のような様々な要素に依存しています: AMIのサイズ、起動中のインスタンス数、AMI をどれくらい最近に起動したか 等。初めて起動するイメージは、起動までに多少時間がかかる場合があります。

Q: Amazon EC2 では私のシステムをどのように読み込んで格納するのですか?

Amazon EC2 では、オペレーティングシステムからアプリケーションに至るまで、インスタンスに関するあらゆることをセットアップして設定することができます。Amazon Machine Image(AMI)は、シンプルなパッケージ環境であり、インスタンスをセットアップして起動するのに必要なものはすべて含まれています。AMI は、インスタンスのデプロイのユニットです。1つの AMI のみを保有することもできますし、複数の AMI(例: ウェブサーバー、アプリケーションサーバー、データベース)をシステムの構成要素として構築してもかまいません。Amazon EC2 は様々なツールを提供して、AMI の作成を容易にしています。カスタム AMI を使用した場合は、それをバンドルする必要があります。Amazon EBS でサポートされたルートデバイスにイメージをバンドルしている場合、AWS Management Console でバンドルコマンドを簡単に使用することができます。インスタンスストアのブートパーティションでイメージをバンドルしている場合、AMI ツールを使用してそれを Amazon S3 にアップロードする必要があります。Amazon EC2 は Amazon EBS および Amazon S3 を使用して、信頼性の高い、拡張可能な AMI のストレージを提供して、お客様の依頼があった場合に当社がそれらを起動できるようにします。

または、お客様が望む場合には、お客様自身の AMI を最初からセットアップする必要はありません。世界中で利用可能な数多くの AMI から、自分に役立つ AMI を選択することができます。例えば、シンプルな Linux サーバーのみが欲しい場合、標準の Linux ディストリビューション AMI の1つを選択することができます。

Q: 私のシステムにはどのようにアクセスするのですか?

アプリケーションスタックの実行を開始する RunInstances 呼び出しは、DNS 名のセットを返します。これは起動中の各システムのために1つずつあります。この名前は、これがお客様自身のデータセンターにある場合に、システムに正確にアクセスするために使用することができます。お客様のオペレーティングシステム スタックがこれを実行する間に、このマシンを所有します。

Q: Amazon EC2 は、Amazon S3 と連携して使用されますか?

はい。Amazon EC2 は、ローカルインスタンス ストレージにサポートされたルートデバイスと共に、インスタンスのための Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)と連携して使用されます。Amazon S3 を使用することにより、開発者は、Amazon がウェブサイトにおけるそのグローバルネットワークを運用するのに使用しているのと同じ、高い拡張性や信頼性を備えた、迅速で、安価なデータストレージ インフラストラクチャにアクセスすることができます。Amazon EC2 環境でシステムを実行するために、開発者は、彼らの Amazon Machine Image(AMI)を Amazon S3 に読み込み、それらを Amazon S3 と Amazon EC2 の間で移動するために提供されるツールを使用します。AMI の詳細情報については、「Amazon EC2 では私のシステムをどのように読み込んで格納するのですか?」をご参照ください。

開発者の方々に、Amazon EC2 および Amazon S3 の組み合わせが非常に便利であると思っていただければ幸いです。Amazon EC2 は、クラウド内で安価で拡張性のある計算処理能力を提供する一方、Amazon S3 を使用すれば、ユーザーがデータを安心して格納することができます。

Q: Amazon EC2 上ではいくつのインスタンスを稼動できますか?
1リージョンに付き、20のオンデマンドまたはリザーブドインスタンス、および100のスポットインスタンスに制限されています。クラスタコンピュートエイトエクストララージインスタンスの場合は、稼動できるオンデマンドインスタンスは 1 リージョンにつき 8 個まで、クラスタ GPU クアドラプルエクストララージインスタンスの場合は 1 リージョンにつき 2 個までに制限されます(現在、cc2.8xlarge および cg1.4xlarge インスタンスは、米国東部(バージニア北部)のみでご利用いただけます)。それ以上のインスタンスを必要とする場合は、お客様のユースケースを含めて Amazon EC2 インスタンス申請フォームにご記入ください。そうすれば、インスタンスの増加を検討させていただきます。制限数の増加は、申請されているリージョンに限るものとなります。
Q: EC2 のインスタンスからEメールを送信する際に制限はありますか?
はい。Eメール送信における EC2 アドレスの品質を維持するために、EC2 アカウントから送信可能なEメールの分量について、デフォルトの制限を実施しています。EC2 からより多くの量のEメールを送信したい場合は、このフォームに記入することによって、アカウントからこれらの制限を削除するよう申請することができます。
Q: 能力規模の拡張や縮小をどれくらい迅速に行えますか?

Amazon EC2 は真に柔軟なコンピューティング環境を提供します。Amazon EC2 を使用すれば、数時間や数日ではなく、数分以内に、能力の増減を行うことができます。一から数百、または数千のサーバーインスタンスさえ、同時に作動させることができます。インスタンスを増やす必要がある場合は、RunInstance を呼び出すだけです。その後 Amazon EC2 は、一般的には数分以内で、お客様の新しいインスタンスをセットアップします。もちろん、これはすべてウェブサービス API でコントロールされるため、お客様のアプリケーションはそのニーズに応じて、自動的に規模の拡大や縮小を行うことができます。

Q: どのようなオペレーティングシステム環境がサポートされていますか?

Amazon EC2 は現在、様々なオペレーティングシステムをサポートしており、これには以下のようなものがあります: RedHat Linux、Windows Server、openSuSE Linux、Fedora、Debian、OpenSolaris、Cent OS、Gentoo Linux、Oracle Linux。今後のリリースで他のプラットフォームへ拡張する方法を模索中です。

Q: このサービスは、単純なホスティングサービスとどのように異なっているのですか?

従来のホスティングサービスは、一般的にはあらかじめ設定されたリソースを、固定された時間枠で、事前に決定された金額で提供するというものでした。Amazon EC2 は、それが開発者に与える柔軟性、コントロール、著しいコスト削減において根本的に異なっています。これは Amazon.com の堅牢なインフラストラクチャの恩恵と共に、Amazon EC2 を彼ら自身のデータセンターのように扱えることを意味にします。

必要となるシステムリソースが予期せず変更する(上下する)場合でも、Amazon EC2 は即時に対応できます。つまり開発者には、その時々で必要となるリソース数をコントロールする能力が与えられます。対照的に、従来のホスティングサービスは一般的に、固定された時間枠で、固定されたリソース数を提供します。つまり、利用量が急速に変化する、予想不能である、または様々な間隔で大きなピークを迎えることが知られている場合でも、ユーザーが簡単に対応できることはごくわずかです。

第二に、多くのホスティングサービスは、提供するコンピュートリソースに対して、完全なコントロールをユーザーに付与しません。Amazon EC2 を使用すれば、開発者はいつでもインスタンスを開始してシャットダウンできるだけでなく、それらのインスタンスの設定を、彼らのニーズに合うように完全にカスタマイズしていつでも変更することができます。ほとんどのホスティングサービスは類似したシステム要件を有するユーザーグループをより重視しているため、これらの変更に対しては限られた機能しか提供しません。

最後に、Amazon EC2 を使用すれば、開発者は実際のリソース消費に応じた従量課金の恩恵を享受することができます - しかも非常に低料金です。ほとんどのホスティングサービスでは、実際に使用される計算処理能力とは無関係に、ユーザーが事前の、固定料金を支払う必要があります。そのため、短時間でリソースの規模を素早く拡大することができない欠点を補うため、ユーザーがリソースを購入し過ぎるリスクがあります。


請求

Q: Amazon EC2 を利用すると、どのようにして課金され、請求されますか?
使用分に対してのみ料金を支払い、最低料金はありません。価格は、各インスタンスタイプに対して消費されたインスタンス時間ごとに設定されています。1時間未満のインスタンス時間は1時間分として請求されます。同一リージョン内における2つの Amazon Web Services 間でのデータ転送料金はありません(例: Amazon EC2 米国東部と米国西部内での別の AWS サービス)。異なるリージョンの AWS サービス間でのデータ転送には、転送両側でインターネットデータ転送料金が課金されます。その他の Amazon Web Services の使用料金は、Amazon EC2 とは別に請求されます。

EC2 の料金情報については、EC2 詳細ページの料金セクションをご覧ください。

Q: Amazon EC2 システムの請求はいつ始まっていつ終わるのですか?

請求は、AMI インスタンスの起動シーケンスを Amazon EC2 が開始する時点からカウントされます。インスタンスの終了時に請求のカウントが終了します。これはウェブサービスコマンドで「shutdown -h」を実行することにより、またインスタンスの障害により発生する場合があります。

Q: 請求可能な EC2 インスタンス時間を定義するものは何ですか?
インスタンス時間は、お客様のインスタンスが「実行中」の状態にある任意の時間で請求されます。インスタンスの課金をこれ以上望まない場合は、さらなるインスタンス時間に対して請求が行われないように、それを終了する必要があります。
Q: 異なる Availability Zone に2つのインスタンスを有している場合、リージョン間のデータ転送においてどのように課金されますか?

各インスタンスはそのデータ インおよびそのデータ アウトに対して課金されます。それゆえ、これら2つのインスタンス間でデータが転送される場合、最初のインスタンスでは送信(アウト)で、2つ目のインスタンスでは受信(イン)で課金されます。


仮説ステートメントを記述する方法
Q: 異なるリージョンに2つのインスタンスがある場合、データ転送時にどのように課金されますか?
各インスタンスは、インターネットデータ転送料金で、データの受信と送信に対して課金されます。そのため、データがこれら2つのインスタンス間で転送される場合、最初のインスタンスについては、インターネットデータ アウトで、2つ目のインスタンスについては、インターネットデータ インで請求されます。
Q: 価格には税金が含まれていますか?
特に記載のない限り、当社の価格は、VAT および該当する売上税を含め、該当する税金および関税は別となっています。例えば、アジアパシフィック(東京)リージョンの価格には、日本の消費税が含まれています。

ハードウェア情報

Q: どのようなハードウェア上で私のアプリケーションスタックが稼動するのですか?

お客様のアプリケーションは、当社がインスタンスと呼ぶ仮想コンピュータ上で実行されます。お客様はいくつかのインスタンスタイプを選択することができます。これによって、お客様のアプリケーションに最適な、メモリ、CPU、インスタンスストレージの設定を選択することができます。

スタンダード インスタンス

このファミリーのインスタンスは、ほとんどのアプリケーションに適しています。

スモール インスタンス(デフォルト)

1.7 GB メモリ、1 ECU(1 ECU × 1 仮想コア)、160 GB のローカルインスタンス ストレージ、32ビットプラットフォーム

ラージ インスタンス

7.5 GB メモリ、4 ECU(2 ECU × 2 仮想コア)、850 GB のローカルインスタンス ストレージ、64ビットプラットフォーム

エクストララージ インスタンス

15 GB メモリ、8 ECU(2 ECU × 4 仮想コア)、1,690 GB のローカルインスタンス ストレージ、64ビットプラットフォーム

マイクロインスタンス

このファミリーのインスタンスは、少量の整合性のある CPU リソースを提供し、他のサイクルが可能になると、CPU 容量をバーストできます。定期的にかなりの計算サイクルを消費する、少量のスループットアプリケーションやウェブサイトに最適です。

マイクロインスタンス

613 MB のメモリ、最大2 ECU(短期ブースト)、EBS ストレージのみ、32ビッドまたは64ビットプラットフォーム

ハイメモリ インスタンス

このファミリーのインスタンスは、データベースやメモリキャッシング アプリケーションなど、高スループットアプリケーションのために、大容量メモリを提供します。

ハイメモリ ダブル エクストララージ インスタンス

34.2 GB メモリ、13 ECU(3.25 ECU × 4 仮想コア)、850 GB のローカルインスタンス ストレージ、64ビットプラットフォーム

ハイメモリ クアドラプル エクストララージ インスタンス

68.4 GB メモリ、26 ECU(3.25 ECU × 8 仮想コア)、1,690 GB のローカルインスタンス ストレージ、64ビットプラットフォーム

ハイ CPU インスタンス

このファミリーのインスタンスは、比率的にメモリ(RAM)よりも多くの CPU リソースを持ちます。

ハイ CPU ミディアム インスタンス

1.7 GB メモリ、5 ECU(2.5 ECU × 2 仮想コア)、350 GB のローカルインスタンス ストレージ、32ビットプラットフォーム

ハイ CPU エクストララージ インスタンス

7 GB メモリ、20 ECU(2.5 ECU × 8 仮想コア)、1,690GBのローカルインスタンス ストレージ、64ビットプラットフォーム

クラスタコンピュート インスタンス

このファミリーのインスタンスは、強化されたネットワーク性能を有する比較的高機能の CPU を提供し、高性能コンピューティング(HPC)アプリケーションや、その他のネットワーク要件の高いアプリケーションに最適となっています。このタイプのインスタンスの HPC アプリケーションへの使用についての詳細はこちらをご覧ください。

クラスタコンピュート クアドラプル エクストララージ インスタンス

23 GB メモリ、33.5 ECU、1,690 GB のローカルインスタンス ストレージ、64 ビットプラットフォーム、10 ギガビット イーサネット

クラスタ GPU インスタンス

このファミリーのインスタンスは、比例的に高性能 CPU と、HPC、レンダリング、およびメディア処理アプリケーションを含む高性能の並列処理を使った高性能のネットワーク性能を備えた汎用グラフィック処理ユニット(GPU)を提供します。クラスタコンピュート インスタンスが短い待ち時間で高スループットのネットワークに接続されるクラスタを作る一方で、クラスタ GPU インスタンスは、追加オプションを提供します。従来のプロセッサ以上の GPU による並列処理の効率性を得ることができます。このタイプのインスタンスの HPC アプリケーションへの使用についての詳細はこちらをご覧ください。

クラスタ GPU コンピュート クアドラプル エクストララージ インスタンス

22 GB メモリ、33.5 ECU、2 x NVIDIA Tesla "Fermi" M2050 GPU、1,690 GB のローカルインスタンスストレージ、64 ビットプラットフォーム、10 GB イーサネット

利用可能な設定の詳細については、Amazon EC2 インスタンスタイプをご参照ください。インスタンスは一旦作動させれば、それに対して完全かつ排他的なアクセスを行うことができます。

Q: 適切なインスタンスタイプはどのように選択できますか?

Amazon EC2 インスタンスは、スタンダード、ハイメモリ、高速 CPU、クラスタコンピュートの4つに分類されます。スタンダード インスタンスは、ほとんどの一般目的アプリケーションに適した CPU とメモリ比率を有しています。ハイメモリ インスタンスは、データベースやメモリキャッシュアプリケーションなど、高スループットアプリケーション向けに、より大きなメモリサイズを提供します。ハイ CPU インスタンスは、比率的にメモリ(RAM)よりも多くの CPU を有しており、莫大な計算を必要とするアプリケーションに最適です。ハイパフォーマンスのネットワークと相まって非常に大きな CPU 容量を提供するクラスタコンピュート インスタンスは、高性能コンピュート(HPC)アプリケーションやその他の要件の厳しいネットワークバウンド アプリケーションに最適です。インスタンスタイプを選択する際は、リソースの活用についてアプリケーションの特徴を考慮し、最適なインスタンスファミリーやサイズを選択すべきです。

ほとんどのアプリケーションでは、スタンダード インスタンスタイプが適切です。これらには、スモール インスタンス(m1.small)、ラージ インスタンス(m1.large)、およびエクストララージ インスタンス(m1.xlarge)が含まれています。データベースやメモリキャッシング アプリケーションなどの高スループットアプリケーションでは、ハイメモリ インスタンスが最適です。ハイメモリ ダブル エクストララージ インスタンス(m2.2xlarge)およびハイメモリ クアドラプル エクストララージ インスタンス(m2.4xlarge)があります。レンダリング、検索インデックス化、計算処理分析などの莫大な計算処理を必要とするアプリケーションでは、ハイ CPU インスタンスが最適です。ハイ CPU インスタンスの種類には、ハイ CPU ミディアム インスタンス(c1.medium)およびハイ CPU エクストララージ インスタンス(c1.xlarge)があります。クラスタコンピュート クアドラプル エクストララージ インスタンス(cc1.4 エクストララージ)は、計算生物学、化学、工学設計とシミュレーション、財務分析などの HPC や他のネットワークバウンド アプリケーションに最適です。詳細については、Amazon EC2 インスタンスタイプをご参照ください。

EC2 の利点の1つは、インスタンスの利用時間単位で支払いができることです。これによって、様々なインスタンスファミリーやタイプで、便利かつ安価にアプリケーションの性能をテストすることができます。最も適切なインスタンスファミリーやインスタンスタイプを決定する良い方法の1つは、テストインスタンスを起動して、アプリケーションを基準に従って評価することです。

Q: 「EC2 Compute Unit(ECU)」とは何ですか? またそれを導入する理由は何ですか?

ユーティリティ コンピューティングモデルへの移行は、開発者が CPU リソースに対してこれまで持っていた考え方を根本的に変えるものです。数ヵ月または数年間使用する特定のプロセッサを購入またはリースする代わりに、時間単位で容量をレンタルすることができます。Amazon EC2 は、コモディティなハードウェア上に構築されているため、EC2 インスタンスが内在する物理的なハードウェアの種類は、時間と共に異なる可能性があります。当社の目的は、実際に利用するハードウェアがどのようなものであろうと、一定量の CPU 能力を安定したかたちで供給することです。

Amazon EC2 は様々な手段を使用し、各インスタンスに安定した期待通りの CPU 能力を提供します。異なるインスタンスタイプ間で開発者が間単に CPU 能力値を比較できるように、Amazon EC2 Compute Unit が定義されています。特定のインスタンスに配分されている CPU 量は、これらの EC2 Compute Unit で明示されます。当社はいくつかのベンチマークとテストを使用して、EC2 Compute Unit のパフォーマンスの安定性と予測可能性を管理します。1つの EC2 Compute Unit は、1つの 1.0-1.2 GHz 2007 Opteron または 2007 Xeon プロセッサの CPU 能力に等しい能力を提供します。またこれは、当社のオリジナル資料に記載されている、2006年初頭の 1.7 GHz Xeon プロセッサとも等価です。今後当社は、計算能力についてお客様により明確な図を提供するメトリックスを見つけた場合には、EC2 Compute Unit の定義方法の追加または交換を行う場合があります。

その他の詳細については、Amazon EC2 インスタンスタイプをご参照ください。


セキュリティ

Q: 他の人々が私のシステムを閲覧するのをどのように防ぐのですか?

お客様はシステムの視認性を完全にコントロールすることができます。Amazon EC2 セキュリティシステムによって、実行中のインスタンスを、お客様が選択する任意のグループに配置することができます。ウェブサービスインターフェイスを使用して、どのグループが別のどのグループとデータをやりとりできるのか、またインターネット上のどの IP サブネットが、どのグループと通信できるのか指定することができます。これによって、当社の非常に動的な環境上でのアクセスのコントロールが可能となります。もちろん、他の Linux ホストに対して行うのと同様、インスタンスのセキュリティを保護すべきです。

Q: AWS のセキュリティについてどこで詳細な情報を入手することができますか?

AWS 上のセキュリティの詳細については、当社の Amazon Web Services: セキュリティプロセス概要白書および Windows を実行する Amazon EC2 セキュリティガイドをご参照ください。


Elastic IP

Q: 1リージョンに付き5 Elastic IP アドレスに制限されているのはなぜですか?

パブリックな(IPV4)インターネットアドレスは、貴重なリソースです。利用可能なパブリックの IP スペースは限られた容量しかなく、Amazon EC2 は、そのスペースを効率的に利用するよう努めています。

デフォルトでは、全アカウントは1リージョンに付き5つの Elastic IP アドレスまでに制限されています。5つを超える Elastic IP アドレスを使用する必要がある場合は、お客様に制限数を増やす申請を行っていただきます。お客様に自身のユースケースをご検討いただき、追加アドレスの必要性を当社が理解できるようにしていただくようお願いいたします。ここで Elastic IP アドレスの制限増加申請を行うことができます。増量は、申請が行われたリージョンに限定されたものとなります。

Q: 私の Elastic IP アドレスがインスタンスに対応していない場合になぜ課金されるのですか?

お客様に Elastic IP アドレスの使用を効率的に行っていただくために、それがインスタンスにマッピングされていない場合でも、各アドレスについて1時間に付き$0.10をお支払いいただいています。

Q: 私が実行中の各インスタンスについて Elastic IP アドレスが必要ですか?

いいえ。すべてのインスタンスのために Elastic IP アドレスが必要なわけではありません。デフォルトでは、各インスタンスにはプライベートな IP アドレスとインターネット経由可能なパブリックな IP アドレスが割り当てられています。これらのアドレスは、インスタンスが存続する間固定されています。これらの IP アドレスは、インターネット上で長期的にルーティング可能なエンドポイントをお客様が必要としない限り、多くのアプリケーションにとって適切なはずです。計算処理クラスタ、ウェブクローリング、バックエンドサービスなどはすべて、一般的には Elastci IP アドレスを必要としないアプリケーションの例です。

Q: Elastic IP アドレスを再マップするのにどれくらいかかりますか?

再マップのプロセスは現在、お客様から Elastic IP の再マッピング指示を当社がいただいてから、それを当社のシステム全体に完全に配するまで、数分間を要します。

Q: 私の Elastic IP アドレスのために、逆引き DNS レコードを設定できますか?

はい。このフォームに記入することによって、お客様の Elastic IP アドレスの逆引き DNS レコードを設定できます。逆引き DNS レコードを作成できるようになる前に、その Elastic IP アドレスをポイントする、対応するフォワード DNS レコードが存在している必要があることにご注意ください。


Availability Zone

Q: Availability Zone は他のゾーンからどのように隔離されるのですか?

各 Availability Zone は、その独自の、物理的にはっきりと独立したインフラストラクチャ上で稼動しています。また高い信頼性を保つように設計されています。発電機や冷却装置などの障害対策用装置が Availability Zone 間で共有されることはありません。さらに、これらは物理的にそれぞれ別々の場所にあるため、火災、竜巻、または洪水などの極めて稀な災害でも、影響を受けるのは1つの Availability Zone のみです。

Q: Amazon EC2 は2つ以上のリージョンで稼動していますか?EC2 が新しいリージョンへ拡大するのはいつですか?

はい。EC2 は 8 つのリージョンで稼動しています。そのリージョンとは、米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、米国西部(北カリフォルニア)、欧州(アイルランド)、アジアパシフィック(シンガポール)、アジアパシフィック(東京)、南米(サンパウロ)、および AWS GovCloud です。

Q: 私が他の開発者と同じ Availability Zone にいることをどのように確認できますか?

AWS 開発者アカウント全体で、同一の Availability Zone 内で起動を行うよう調整する機能は、現在サポートされていません。

Q: パブリックな IP アドレスを使用して Availability Zone 間でデータを転送する場合、リージョン間でデータ転送を行う場合の2倍課金されるのですか?(1つはゾーンを越えるため、もう1つはパブリックな IP アドレスを使用しているため)

いいえ。少なくとも以下のいずれかに該当する場合はリージョン間のデータ転送量が適用されます。ただし、両方が当てはまる場合でも、付与されるインスタンスに対して課金されるのは1回のみです。

  • どのアドレスタイプが使用されるのかとは無関係に、もう1つのインスタンスが異なる Availability Zone にある。
  • もう1つのインスタンスがどのゾーンに存在するかとは無関係に、パブリックな、または Elastic IP アドレスが使用されている。

Amazon Elastic Block Storage(EBS)

Q: システムが終了すると、私のデータはどうなりますか?

ローカルインスタンスストアに格納されるデータは、インスタンスが存続する間のみ保持されます。しかし Amazon EBS ボリュームに保存されるデータは、インスタンスの寿命とは無関係に存続します。ルートパーティションとして Amazon EBS ボリュームを使用している場合は、Amazon EBS ボリュームで「終了時に削除」のフラグを「いいえ」に設定します。そうすれば、それがインスタンスの寿命とは無関係に存続します。

そのため、一時的なデータを格納する場合にはローカルインスタンスを使用し、データの堅牢性を強化したい場合には、Amazon EBS ボリュームの使用または Amazon S3 へのデータバックアップを推奨しています。


文オブジェクトは、文法とは何か
Q: Amazon EBS のボリュームから、どのような種類の待ち時間とスループット速度を予測できますか?

Amazon EC2 インスタンスから Amazon EBS ボリュームへの待ち時間は、ローカルの Amazon EC2 インスタンス ストレージドライブからの待ち時間と同様のものです。I/O 速度は、リクエストのサイズ、アクセスパターンの無作為性、およびアプリケーションで使用されるキャッシングストラテジーによって著しく異なっています。そのため、最も正確な方法は、Amazon EBS ボリューム上の特定のアプリケーションを、基準に従って測定することです。

Q: 単一のボリュームで複数のインスタンスをサポートする計画がありますか?

複数のボリュームを単一のインスタンスに追加できますが、複数のインスタンスを単一のボリュームに添付することは、現在サポートされていません。

Q: 通常の Amazon S3 を使用して私のスナップショットにアクセスすることができますか?

いいえ。スナップショットは Amazon EC2 API でのみ利用可能です。

Q: スナップショットをとるために、ボリュームのマウントを解除する必要がありますか?ボリュームを再度使用にする前に、スナップショットを完了する必要がありますか?

いいえ。ボリュームが添付されて使用される間に、スナップショットはリアルタイムで実行できます。ただし、スナップショットは、お客様の Amazon EBS ボリュームに対して記述されたデータのみを捕捉します。つまりお客様のアプリケーションまたは OS によってローカルにキャッシュされたデータは除外される可能性があります。インスタンスに添付されるボリューム上で安定してスナップショットを取得するために、ボリュームを一旦明確に取り外し、スナップショットコマンドを発行して、ボリュームを再度添付することをお勧めしています。ルートデバイスとしてサービスを提供する Amazon EBS ボリュームについては、明確なスナップショットを取得するためにマシンをシャットダウンすることをお勧めしています。

Q: スナップショットにはバージョンが存在しますか?特定時点への復旧を行うために古いスナップショットを読み込むことができますか?

各スナップショットには独特の認証が付与されています。そしてお客様は、既存のスナップショットのいずれかを基にしてボリュームを作成できます。

Q: Amazon EBS ボリュームまたはスナップショットの暗号化を提供していますか?

いいえ。暗号化が重要である場合は、Amazon EBS ボリューム上で暗号化されたファイルシステムを実行することをお勧めしています。

Q: Amazon EBS の共有スナップショットを使用している場合、どのような料金が適用されますか?
スナップショットを共有している場合、他のユーザーがお客様のスナップショットをコピーする際に課金されることはありません。別のユーザーの共有ボリュームのコピーを作成する場合、通常の EBS 料金が課金されます。
Q: 私の Amazon EBS 共有スナップショットのユーザーは、私のデータを変更できますか?
お客様の共有スナップショットを基にしてボリュームを作成する権限を有しているユーザーは、彼らのアカウントに対して最初にスナップショットのコピーを作成します。ユーザーはデータのコピーに変更を加えることができます。しかしお客様のオリジナルのスナップショット上のデータ、およびお客様のオリジナルのスナップショットから他のユーザーによって作成された他のボリュームは変更されません。
Q: 私と共有された Amazon EBS のスナップショットを、どのように見つけることができますか?
AWS Management Console の [スナップショット] セクションにあるドロップダウンを閲覧し、[プライベート スナップショット] を選択することで、お客様が共有しているスナップショットを見つけることができます。このセクションには、お客様が所有するスナップショットおよび共有しているスナップショットの両方がリストアップされます。
Q: どのような Amazon EBS スナップショットがグローバルに共有されているのか知ることはできますか?
AWS Management Console の [スナップショット] セクションにあるドロップダウンを閲覧し、[パブリックス ナップショット] を選択することで、お客様がグローバルに共有しているスナップショットを見つけることができます。
Q: Amazon パブリック データセットのリストはどうやって入手するのですか?
パブリック データセットについての全情報は、当社のパブリック データセット リソースセンターで入手可能です。[スナップショット] セクションでドロップダウンを閲覧して、[Amazon スナップショット] を選択することにより、AWS Management Console 内でパブリックなデータセットのリストを取得することもできます。

Amazon CloudWatch

Q: Amazon CloudWatch が受け取り集約するデータの最小時間間隔の粒度はどれくらいですか?
メトリックスは1時間間隔で受け取られ、集約されます。
Q: Amazon CloudWatch がサポートするのはどのオペレーティングシステムですか?
Amazon CloudWatch はすべての Amazon EC2 インスタンスのために、メトリックスを受け取って提供しています。また現在 Amazon EC2 サービスでサポートされているどのようなオペレーティングシステムも動作するはずです。
Q: Amazon EC2 インスタンスのモニタリングを無効にした場合、メトリックスデータを失いますか?
モニタリングを開始してから最大2週間、Amazon EC2 インスタンスのメトリックスデータを取得することができます。2週間後、Amazon EC2 インスタンスでモニタリングが無効になっている場合は、そのAmazon EC2 インスタンスのメトリックスデータは利用できません。2週間を超えてメトリックスをアーカイブしたい場合は、コマンドラインツールで mon-get-stats コマンドを呼び出し、Amazon S3 または Amazon SimpleDB に結果を格納することによってそれを行うことができます。
Q: 終了した Amazon EC2 インスタンスまたは削除された Elastic Load Balancer のメトリックスデータにアクセスできますか?
はい。Amazon CloudWatch は終了した Amazon EC2 インスタンスまたは削除された Elastic Load Balancer のメトリックスを2週間格納します。
Q: Amazon CloudWatch のモニタリング料金は、私がモニタリングする Amazon EC2 インスタンスの種類に応じて変化しますか?
いいえ。Amazon CloudWatch モニタリング料金は、Amazon EC2 インスタンスの種類で異なりません。
Q: 同じ時間範囲で表示したグラフが5分と1分の間隔で見ると異なるのはなぜですか?
同じ時間範囲で表示したグラフを5分と1分の間隔で見ると、データポイントがグラフの異なる位置にあるのが分かります。Amazon CloudWatch は、グラフで指定した期間に対して利用可能なすべてのデータポイントを見つけて、その期間を代表する1つの集合点を計算します。5分間の場合は、1つのデータポイントが5分の期間の最初に配置されます。1分の場合は、1つのデータポイントが1分の箇所に配置されます。トラブルシューティングの場合、および正確な時間間隔のグラフを表示したい場合は1分の期間を使ってください。

Auto Scaling

Q: Amazon EC2 能力の規模の拡大は迅速に、縮小はゆっくりと行うことはできますか?
はい。例えば、Amazon EC2 能力の拡大率を10%、縮小率を5%と定義することができます。
Q: 規模の条件が満たされた時点で、Auto Scaling は、Auto Scaling Group においてどの Amazon EC2 インスタンスを終了させるのかどのように決定するのですか?
縮小・拡張の条件が満たされた時に終了するインスタンスを選択する際に、Auto Scaling は現在の起動設定を持つインスタンスを保持しようとします。したがって、現在の起動設定を持たないインスタンスが終了されることになります。複数のインスタンスがこの条件を満たす場合、Auto Scaling は実行されている請求時間が最も長い(超過せずに)インスタンスを終了します。特定のインスタンスを即時停止したい場合は、TerminateInstanceInAutoScalingGroup API を使用することができます。
Q: 規模の拡大や縮小を行うことによって、Amazon EC2 インスタンスが制限値に達した場合どうなるのですか?
Auto Scaling Service は、お客様が実行できる Amazon EC2 インスタンスの制限数を超えて拡張を行うことはできません。さらに多くの Amazon EC2 インスタンスを必要とする場合は、Amazon EC2 インスタンス申請フォームにご記入ください。
Q: 私の Auto Scaling Group を削除すると、私の Amazon EC2 インスタンスはどうなりますか?
Auto Scaling は、実行中の Amazon EC2 インスタンスがそれに含まれている場合には、Auto Scaling Group の削除を許可しません。コマンドラインツールから as-set-desired-capacity コマンドを使用して、そのサイズを0に設定することにより、Auto Scaling Group を空にする必要があります。一旦それが空になれば、Auto Scaling Group を安全に削除することができます。

Elastic Load Balancing

Q: Elastic Load Balancing がサポートするのはどのオペレーティングシステムですか?
Elastic Load Balancing は、現在 Amazon EC2 サービスでサポートされているどんなオペレーティングシステムでも、Amazon EC2 インスタンスをサポートしています。
Q: Elastic Load Balancing がサポートするのはどのプロトコルですか?
Elastic Load Balancing は、HTTP、HTTPS(セキュアHTTP)、SSL(セキュア TCP)と TCP プロトコルを使用するアプリケーションの負荷調整をサポートします。
Q: どの TCP ポートの負荷調整を行うことができますか?
以下の TCP ポートの負荷調整を行うことができます: 25、80、443、および1024-65535。
Q: Elastic Load Balancing は IPv6 トラフィックをサポートしますか?
はい。各 Elastic Load Balancer は、関連付けられた IPv4、IPv6、およびデュアルスタック(IPv4 と IPv6 両方)の DNS 名を持っています。現時点では、IPv6 は VPC でサポートされていません。
Q: Elastic Load Balancer からのトラフィックのみを受け入れるように Amazon EC2 インスタンスを設定することはできますか?
はい。
Q: Elastic Load Balancer のフロントエンドのセキュリティグループを設定することはできますか?
Amazon Virtual Private Cloud を使用している場合は、Elastic Load Balancer のフロントエンドのセキュリティグループを設定できます。
Q: 自分のドメイン(例えば、 zone apex へのトラフィックの負荷調整を行うことができますか?
はい。詳細については、Elastic Load Balancing 開発者ガイドをご参照ください。
Q: HTTP および HTTPS リクエストを処理するために、単独の Elastic Load Balancer を使用できますか?
はい。HTTP ポート 80 および HTTPS ポート 443 を単一の Elastic Load Balancer にマッピングすることができます。
Q: 私の負荷調整された Amazon EC2 インスタンスは、Elastic Load Balancer からの接続をいくつ受け入れる必要がありますか?
Elastic Load Balancer は、お客様の負荷調整された Amazon EC2 インスタンスで確立することができる接続数に制限を設けていません。この数は、Elastic Load Balancer が受け取る、HTTP と HTTPS のリクエスト同時実行数、または TCP 接続同時実行数によって変化することが予想されます。
Q: 有料の AMI を使用して、起動した Amazon EC2 インスタンスの負荷調整を行うことができますか?
現在はできません。Amazon EC2 インスタンスを基にして有料の AMI を Elastic Load Balancer に手動で登録すること、または有料の AMI を、Elastic Load Balancer に対応する Auto Scaling Group で使用することは、サポートされていません。
Q: Amazon Virtual Private Cloud で Elastic Load Balancing を使用することはできますか?
はい。Elastic Load Balancing のウェブページをご覧ください。

リザーブドインスタンス

Q: リザーブドインスタンスとは何ですか?
リザーブドインスタンスとは、予約したい各インスタンスに対して、低額の予約金を支払うオプションを提供し、そのインスタンスに対する時間当たりの使用料金について、大幅な割引を受けられるようにするものです。リザーブドインスタンスには3つのタイプ(軽度使用、中度使用、重度使用リザーブドインスタンス)があるため、これらの効果的な時間単位価格によって先払い料金とのバランスを取ることができます。
Q: リザーブドインスタンスはオンデマンドインスタンスとどのように異なっているのですか?
機能的には、リザーブドインスタンスもオンデマンドインスタンスも全く同一のものです。それらは同一の方法で起動し、終了します。そして一旦稼動すれば、同じように機能します。これにより、コードを変更することなく、リザーブドインスタンスおよびオンデマンドインスタンスを両方ともシームレスに使用することが容易になります。唯一の違いは、リザーブドインスタンスでは支払いが低額の一括払いであり、オンデマンドインスタンスと容量予約を使用するのに比べて時間当たりの料金が低くなることです。
Q: リザーブドインスタンスはどのように購入して開始することができますか?
AWS Management Console または EC2 API ツールを使用することによって、リザーブドインスタンスを購入できます。AWS Management Console で、EC2 インスタンスセクションの [リザーブドインスタンス] ボタンをクリックし、[リザーブドインスタンスを購入] を選択するだけです。ウィザードが開いて購入をサポートします。

API ツールを使用すれば、DescribeReservedInstancesOfferings API メソッドで、購入できるリザーブドインスタンスをリストアップすることができます。それから PurchaseReservedInstancesOffering メソッドを呼び出すことによって、EC2 リザーブドインスタンスを購入することができます。

リザーブドインスタンスの起動方法は、オンデマンドインスタンスの起動方法と同じです。RunInstances コマンドを使用するか、AWS Management Console 経由でインスタンスを起動することができます。Amazon EC2 は、バックグラウンドで、お客様が権利を有する最安値の最適な料金を適用します。


"誰が微積分を発明した"
Q: どのインスタンスがリザーブドインスタンスのレートで請求されるのか、どのようにコントロールするのですか?
RunInstances コマンドは、オンデマンドおよびリザーブドインスタンスの違いを区別しません。お客様への請求額を計算する際、当社のシステムは自動的により低額のリザーブドインスタンスで課金を行い、お客様が常に最安値の料金を支払うことができるよう最適化を行います。
Q: いくつのリザーブドインスタンスを購入できますか?
EC2 API で、各月、Availability Zone ごとに最小で1つ、最大で20のリザーブドインスタンスを購入できます。それ以上のリザーブドインスタンスを必要とする場合は、ここにあるフォームにご記入ください。
Q: 特定のインスタンスタイプとして購入したリザーブドインスタンス(例: ハイ CPU エクストララージ インスタンス)を、私が実行中の異なるインスタンスタイプ(例: スタンダード ラージ インスタンス)に適用できますか?
いいえ。各リザーブドインスタンスは、特定のインスタンスタイプと関連付けられています。そして、リザーブドインスタンスの期間、そのインスタンスタイプに対してのみ適用することができます。
Q: 1つのリージョンまたは Availability Zone から、別のリージョンまたは Availability Zone へ、リザーブドインスタンスを移動できますか?
いいえ。各リザーブドインスタンスは、特定のリージョンまたは Availability Zone に関連付けられています。これはリザーブドインスタンスの存続期間中固定されており、変更できません。
Q: 私のリザーブドインスタンスを利用するために、インスタンスを起動する際 Availability Zone を指定する必要がありますか?
はい。リザーブドインスタンスを購入する際、お客様がそのインスタンスを予約したい Availability Zone を指定します。リザーブドインスタンスを起動するには、その同一の Availability Zone でインスタンスを起動する必要があります。さらに、すでに実行中のインスタンスを保有している Availability Zone で、リザーブドインスタンスを購入できます。リザーブドインスタンスは、自動的にその既存のインスタンスに適用されます。
Q: リザーブドインスタンスをキャンセルできますか?
リザーブドインスタンスの予約金は、返金不可です。ただし、いつでも、リザーブドインスタンスを実行しない、または完全に使用を停止することができます。そうすれば、その他の使用料が発生することはありません。
Q: リザーブドインスタンスがアクティブになるのはいつですか?
1回払いの支払いが無事に完了すると、リザーブドインスタンスがアクティブになります。AWS アカウントアクティビティ ページ上でリザーブドインスタンスのステータスを確認することができます。
Q: SQL スタンダードサーバーの AMI で Windows を実行するのに、Windows で私のリザーブドインスタンスを使うことはできますか?
はい。Windows と SQL Server を使用するリザーブドインスタンスは、すべてのリージョンで利用できます。価格情報および詳細情報については、Microsoft Windows Server と SQL Server を実行する Amazon EC2 のページをご参照ください。
Q: リザーブドインスタンスは一括請求(コンソリデーティッドビリング)ではどのようになりますか?
一括請求(コンソリデーティッドビリング)を使う場合、リザーブドインスタンスを購入するアカウントはインスタンスの予約を受け付けます。また当社のシステムは、「支払人」アカウントが常に最低料金を支払うことを保証するため、どのインスタンスがリザーブドインスタンスのレートで課金されるかを自動的に最適化します。しかし、リザーブドインスタンスを購入したアカウントに、請求書上で割引を割り当てて適用することも可能です。

一括請求(コンソリデーティッドビリング)をご活用の場合、AWS では、リザーブドインスタンスの従量制割引の段階の決定にはご使用のすべてのアカウントでのアクティブなリザーブドインスタンスの出品価格の積算総計が使用されます。従量制割引の段階はご購入時に決定されるため、リザーブドインスタンスのご購入にあたっては一括アカウントで最高率の割引を受けられるように、あらかじめ一括請求(コンソリデーティッドビリング)を有効にしてください。

Q: リザーブドインスタンスの従量制割引は、どのように機能しますか?
ある AWS Region 内で一定量のリザーブドインスタンスを購入された場合、同じ AWS Region 内でのその後のリザーブドインスタンスの前払い料金および時間単価料金に自動的に割引が適用されます。リザーブドインスタンスの割引率は、割引の段階を決定する AWS Region でのアクティブなリザーブドインスタンスの前払い料金の割引非適用の出品価格総計によって決定されます。例えば、以下に示すような従量制割引があると想定してみてください。
  • 0 USD-250K USD: 前払い - 0%、時間単価 - 0%
  • 250K USD - 2M USD: 前払い - 10%、時間単価 - 10%
  • 2M USD - 5M USD: 前払い - 20%、時間単価 - 20%
  • 5M+ USD: お問い合わせ

例えば、単一の AWS Region 内でアクティブなリザーブドインスタンスの出品価格総計の前払い金が 250,000 USD を超えた場合、同じ AWS Region での今後のリザーブドインスタンスの購入について、前払いおよび時間単価の双方の料金に自動的に 10% の割引が適用されます。この割引は、購入額がその割引適用対象額を維持する限り、新規のリザーブドインスタンスの購入にも継続して適用されます。

例えば、us-east-1 内で 200,000 USD 相当のアクティブなリザーブドインスタンスを持っていると想定しましょう。出品価格 1000 USD のリザーブドインスタンスを 75 購入したいとします。割引が適用されない場合、総計は 75,000 USD です。この購入額のうち、50,000 USD には割引は適用されません。残り 25,000 USD には 10 パーセントの割引が適用されるため、支払い総計は 22,500 USD になり、これらのリザーブドインスタンスについては、時間単価にも割引が適用されます。

リザーブドインスタンスの従量制割引の詳細については、Amazon EC2 ユーザーガイドの「リザーブドインスタンスの段階について理解する」の項を参照してください。

Q: リザーブドインスタンスの購入に際して、すでに別の価格または割引が適用されている場合でも従量制割引は適用されますか?
いいえ。リザーブドインスタンスの従量制割引は、リザーブドインスタンスの購入に際して提供されるほかの割引と組み合わせて利用することはできません。
Q: 将来、購入するリザーブドインスタンスの量が増える、または減ったことにより購入額が別の段階に移った場合には、現在適用されている価格は変更されるのでしょうか?
従量制割引の適用率は、購入時に決定されます。ご購入の際に算定された従量制割引の段階が新たに購入する額に対して適用され、リザーブドインスタンスの購入価格は購入時以降変動することはありません。例えば、260K USD 相当のリザーブドインスタンスを保有していて、そのうち 250K USD 相当は割引非適用、10K USD 相当が割引対象という状況を想定してください。20K USD 相当の割引非適用のリザーブドインスタンスのサブスクリプションの期限が切れた場合、お手持ちのリザーブドインスタンスは 240K USD 相当ですが、該当する割引適用額の到達時に購入された 10K USD 分のリザーブドインスタンスについては、引き続き割引が適用されます。この例では、リザーブドインスタンスの購入額が再び 250K USD 相当を超えるまで、以降の追加ご購入には割引は適用されません。
Q: Amazon RDS の購入額は、Amazon EC2 の従量制割引の算定に組み入れられるのでしょうか?また Amazon EC2 の割引は Amazon RDS の購入に適用されますか?
いいえ。Amazon EC2 リザーブドインスタンスのご購入額は、Amazon EC2 リザーブドインスタンスの従量制割引の段階算定にのみ組み入れられます。逆もまた同様です。
Q: 従量制割引を受けたい場合、購入時に何をすればいいですか?
既存の PurchaseReservedInstance API または AWS Management Console インターフェイスを使用してリザーブドインスタンスをご購入された場合には、従量制割引は自動的に適用されます。割引を受けるために、特に追加する操作はありません。リザーブドインスタンスで 5M USD 相当以上の購入実績をお持ちのお客様は、自動的に適用される割引に加えて、追加の割引を受けることができる場合がありますので、お問い合わせください。
Q: 自分に適用される Amazon EC2 リザーブドインスタンスの従量制割引の段階を知るには、どうすればいいですか?
現在適用されている Amazon EC2 リザーブドインスタンスの従量制の割引率を確認するには、Amazon EC2 ユーザーガイドの「リザーブドインスタンスの段階について理解する」の項を参照してください。
Q: 現在利用しているリザーブドインスタンスを2012年3月5日に開始された低料金のリザーブドインスタンスに交換できますか?
通常、リザーブドインスタンスは返金できません。ただし、特殊な例外として、過去30日以内に1年間のリザーブドインスタンスを購入した場合、または過去90日以内に3年間のリザーブドインスタンスを購入した場合は、新しいリザーブドインスタンスに交換できます。リザーブドインスタンスを交換する場合、前払い料金は比例計算で返金されます。すでに試用したインスタンス時間の時間料金は返金されません。リザーブドインスタンスを新しいリザーブドインスタンスと交換する場合は、お問い合わせください。

スポットインスタンス

Q: スポットインスタンスとは何ですか?
スポットインスタンスは、Amazon EC2 インスタンスをご利用いただくための新しい購入方法です。これによって、お客様は使われていない EC2 の容量に値段をつけ、その入札価格が現在のスポット価格を上回っている限り、そのインスタンスを使用することができます。スポット価格は、需要と供給の関係に基づいて定期的に変動します。またその入札価格がスポット価格に適合する、または超過するお客様は、有効なスポットインスタンスにアクセスすることができます。スポットインスタンスは、オンデマンドインスタンスやリザーブドインスタンスに対する補足的インスタンスであり、計算処理能力の取得に対して、もう1つのオプションを提供するものです。
Q: スポットインスタンスは、オンデマンドインスタンスやリザーブドインスタンスとどのように異なっているのですか?
スポットインスタンスは、お客様が、前払いではなく、通常はオンデマンド料金よりも低額な料金で、計算処理能力を購入することができるようにするものです。スポットインスタンスでは、特定のインスタンスタイプを実行するために支払いたい、時間単位の最大価格を指定することができます。Amazon EC2 は、各 Availability Zone の各インスタンスタイプについて、スポット価格を設定します。これはその与えられた期間において、スポットインスタンスを実行するためにすべてのお客様にお支払いいただく時間単位の価格となります。スポット価格は、インスタンスの需要と供給の関係に基づいて変動します。しかしお客様が、指定した最大価格を超える金額を支払うことはありません。スポット価格が、お客様の最大価格を超過した場合は、お客様のインスタンスは Amazon EC2 によってシャットダウンされます。これらの違い以外には、スポットインスタンスは、オンデマンドまたはリザーブドインスタンスと全く同様に機能します。スポットインスタンスの詳細については、ここをご覧ください。
Q: スポットインスタンスの購入と開始はどのように行うのですか?

スポットインスタンスは、AWSManagement Console または Amazon EC2 API を使用してリクエストすることができます。AWS Management Console を開始するには次の手順に従います:

  1. AWS Management Console にログインし、[Amazon EC2] タブをクリックします。
  2. 左側のナビゲーションペインで [スポットリクエスト] をクリックします。
  3. [スポットインスタンスのリクエスト] をクリックし、[インスタンスウィザードの起動] プロセスを経由して、AMI、リージョン、インスタンスサイズ、タイプを選択します。リクエストしたいスポットインスタンスの数、お客様の最大価格、リクエストを持続性にするか否かを入力します。キーペアとセキュリティグループを選択したら、スポットインスタンスのリクエストを送信する準備完了となります。

Amazon EC2 API 経由で、スポットインスタンスをリクエストする方法の詳細については、Amazon EC2 API リファレンスをご参照ください。

スポットインスタンスの詳細な説明およびスポットインスタンスを最大限活用する方法の詳細については、スポットインスタンス入門をお読みください。

Q: 私がリクエストできるスポットインスタンスの数はいくつですか?

Amazon EC2 Management Console または API を使用して、最小1つ、最大100のスポットインスタンスをリクエストできます。100を超えるスポットインスタンスをリクエストする必要がある場合、Amazon EC2 インスタンス申請フォームに記入することで制限数を増やすことができます。

Q: すべてのリージョンで、すべてのインスタンスファミリーおよびサイズでスポットインスタンスを利用できますか?

はい。スポットインスタンスはすべてのインスタンスファミリーで利用できます。

Q: スポットインスタンスとして利用できるのはどのオペレーティングシステムですか?

Linux/Unix および Windows Server を利用できます。SQL Server の Windows Server は現在利用できません。

Q: スポットインスタンスでの使用をサポートされていない Amazon Web Services の機能またはサービスがありますか?

以下の機能はスポットインスタンスでの使用がまだサポートされていません: Auto Scaling および Amazon DevPay。

Q: サードパーティのソフトウェア(IBM のソフトウェアパッケージなど )向けの有料 AMI でスポットインスタンスを使用できますか?

現在はできません。

Q: 時間が完了する前に Amazon EC2 が私のスポットインスタンスを完了する場合、料金が課金されますか?

いいえ。スポットインスタンスが Amazon EC2 によって終了する場合、1時間未満の使用料については課金されません。ただし、インスタンスをご自身で終了される場合は、インスタンスが稼動していた時間分課金されます。

Q: スポット価格の変更はどれくらいの頻度と予想すべきですか?

新しいリクエストの受信や利用可能なスポット能力の変更(インスタンスの終了などのため)に応じて、Amazon EC2 は、スポット価格を定期的に変更します。スポット価格はいつでも変更される可能性がありますが、一般的には1時間に1回、多くの場合もっと少ない頻度で変更されます。API を経由して、現在のスポットインスタンスとスポットインスタンスの価格履歴が発表されています。これは AWS Management Console を使用して閲覧するすることもできます。これらによって、経時的に、スポット価格の変動レベルとタイミングを評価することができます。

Q: 同時に開始したスポットインスタンスは同一価格で課金されますか?

はい。

Q: 実行中のスポットインスタンスのために課金される価格は、スポット価格の変動に応じてそのインスタンス時間中に変化しますか?

いいえ。スポットインスタンスのインスタンス時間ごとの価格は、各インスタンス時間の開始時に、全1時間分として設定されます。スポット価格の変更は、次のインスタンス時間が開始するまで反映されません。

Q: スポットインスタンスの利用履歴や請求額をどこで閲覧できますか?

AWS ポータルでは、詳細な請求レポートを入手可能です。これには、すべてのインスタンスに対する、スポットインスタンスの開始および終了時刻が記載されています。お客様は、API 経由でスポット価格履歴に対する請求レポートを確認し、請求されたスポット価格が正しいか確認することができます。



マイクロインスタンス

Q: マイクロインスタンスにはどれくらいのコンピュート能力がありますか?
マイクロインスタンスは、少量の整合性のある CPU リソースを提供し、他のサイクルが可能になると、CPU 容量を2 ECU までバーストできます。これらは、定期的にかなりの計算サイクルを消費するが、通常は少量のスループットアプリケーションやウェブサイトに最適です。例えばバックグラウンド プロセスやデーモンなどは非常に少量の CPU で稼働します。このタイプのインスタンスの使用についての詳細はこちらをご覧ください。
Q: コンピュート能力において、マイクロインスタンスは標準的なスモールインスタンスに比べてどうですか?
定常状態でマイクロインスタンスは、スモール インスタンスが実行するコンピュートリソースの一部を受け取ります。したがって、莫大な計算量や定常状態を必要とするアプリケーションには、スモール インスタンス(または、必要に応じてより大きいもの)の使用をお勧めします。しかしマイクロインスタンスは、2 ECU まで定期的にバーストすることができます(短期間)。これは、スタンダード スモール インスタンスで利用可能な ECU の2倍に相当します。したがって、時折著しいコンピュートサイクルの消費を必要とする比較的低いスループットのアプリケーションやウェブサイトには、マイクロインスタンスの使用をお勧めします。
Q: マイクロインスタンスが提供している以外の CPU リソースがもっと必要な場合、どのようにしてそれが分かりますか?
インスタンスがバーストしすぎて CloudWatch の監視時の間に使用可能な CPU リソースを超過すると、CPU 使用の CloudWatch メトリックスは100%の使用率をリポートします。CloudWatch が100%の CPU 使用率をリポートするということは、手動または Auto Scaling を介してより容量の大きいインスタンスタイプに拡大するか、複数のマイクロインスタンスを使用するかを検討する時期に来ているということです。
Q: マイクロインスタンスで Amazon EC2 のすべての特徴を利用できますか?
現在、Amazon Virtual Private Cloud と Amazon DevPay はマイクロインスタンスでは使用できません。

クラスタ コンピュート インスタンスとクラスタ GPU インスタンス

Q: クラスタコンピュート インスタンスとは何ですか?
クラスタコンピュート インスタンスは、高性能コンピュート(HPC)アプリケーションのための高性能ネットワークを持つハイコンピュートリソースとその他の要件の厳しいネットワークバウンド アプリケーションを組み合わせたものです。クラスタコンピュート インスタンスは、他の Amazon EC2 のインスタンスと同様の機能を提供しますが、特に高性能ネットワーキングを提供するように設計されています。

新しい Amazon EC2 のクラスタ プレイスメント グループの機能により、ユーザーはクラスタコンピュート インスタンスをクラスタ内にグループ化することができます。これにより、多くの HPC アプリケーションに典型の密結合ノード間通信に必要な少ない待ち時間のネットワーク性能をアプリケーションに備えることができます。さらにクラスタコンピュート インスタンスは、Amazon EC2 環境内、そしてインターネットへ著しく向上したネットワーク スループットを提供します。したがって、このインスタンスは、ネットワークに負荷が集中する操作を実行する必要があるお客様のアプリケーションにも最適です。

このタイプのインスタンスの HPC アプリケーションへの使用についての詳細はこちらをご覧ください。

Q: クラスタコンピュート インスタンスとは何ですか?
クラスタコンピュート インスタンスは短い待ち時間、高スループットで接続されたインスタンスのクラスタを作り、クラスタ GPU インスタンスは、従来のプロセッサ以上に GPU の並列処理による効率性を利用したアプリケーションに適しています。

クラスタ GPU インスタンスを使うと、ユーザーは、HPC ワークロード オプションを使ってクラスタコンピュート インスタンスを GPU の並列処理を活用するアプリケーションをクラウド内で使用可能にするさらに高性能のクラスタにカスタマイズできます。両タイプのインスタンスを活用することにより、HPC ユーザーは、コンピューティング クラスタを自分のワークロードのパフォーマンスニーズに適用可能なクラスタにカスタマイズできます。

クラスタ GPU インスタンスはクラスタコンピュート インスタンスと同じクラスタ プレイスメント グループの機能を使ってインスタンスをグループ化してクラスタにすることで、多くの HPC アプリケーションで密接にカップリングされたノード間の通信に必要なアプリケーションに待ち時間が短いネットワーク性能を提供できます。

このタイプのインスタンスの HPC アプリケーションへの使用についての詳細はこちらをご覧ください。

Q: クラスタコンピュート インスタンスは、他の Amazon EC2 のインスタンスタイプと異なりますか?
はい。クラスタコンピュート インスタンスの使用は、3つの点において他の Amazon EC2 のインスタンスタイプと異なります。

まず、クラスタコンピュート インスタンスは、Hardware Virtual Machine(HVM)ベースの仮想化を使用し、HVM 上の仮想化に基づいた Amazon Machine Images(AMI)のみを実行します。他の Amazon EC2 のインスタンスタイプで使用される Paravirtual Machine(PVM)ベースの AMI は、クラスタコンピュート インスタンスでは使用できません。

第二に、クラスタコンピュート インスタンスは、EBS の AMI から起動する必要があります。

第三に、利用可能な低遅延を最大限活用するには、インスタンスとクラスタコンピュート インスタンス間の完全な二分帯域幅を、Amazon EC2 の API または AWS Management Console を介してクラスタ プレイスメント グループに起動する必要があります。


Q: クラスタ プレイスメント グループとは何ですか?
クラスタ プレイスメント グル-プは、グループの一部としてインスタンスを起動することにより、インスタンスのクラスタを作成することができる論理的エンティティです。そしてインスタンスのクラスタは、グループ内のインスタンス間に完全二分化した10ギガビットイーサネットの帯域幅の接続を提供します。クラスタ プレイスメント グル-プは、Amazon EC2 API または AWS Management Console を介して作成されます。
Q: クラスタコンピュート インスタンスで Amazon EC2 のすべての機能を利用できますか?
現在、Amazon Virtual Private Cloud と Amazon DevPay はマイクロインスタンスでは使用できません。
Q. 使用できるクラスタコンピュート インスタンスの数、および/またはクラスタコンピュート インスタンスをクラスタ プレイスメント グループ内に起動することで作成できるクラスタのサイズに制限はありますか?
クラスタコンピュート クアドラプル エクストララージ インスタンスには制限はありません。クラスタ GPU インスタンスおよびクラスタコンピュート エイト エクストララージ インスタンスの場合は、独自に2つのインスタンスを起動できます。それ以上必要な場合は、Amazon EC2 インスタンス申請フォーム (適切なメイン インスタンス タイプを選択する) にご記入ください。このデフォルト制限は、技術的な限界ではありません。これは、新しいインスタンスタイプを導入後にユーザーのニーズを理解しやすくするための制限です。
Q. クラスタ プレイスメント グループを介してクラスタのために要求したすべての数のインスタンスを受け取った際、その尤度を最適化する方法はありますか?
はい。より大きなクラスタでは、数個のインスタンスを起動してから追加のインスタンスを試みる代わりに、一度に必要なだけのインスタンスを起動することにより、クラスタ プレイスメント グループに必要なインスタンスの総数を起動することができる尤度に増加することができます。
Q. クラスタ GPU とクラスタコンピュート インスタンスは、ひとつのクラスタ プレイスメント グループで起動できますか?
はい。最初に必要なクラスタ GPU インスタンスをプレイスメント グループで起動し、次に、必要なクラスタコンピュート インスタンスを同じプレイスメント グループで起動します。
Q: クラスタ プレイスメント グループのインスタンスが停止して再起動した場合、クラスタ プレイスメント グループに現在の状態が維持されますか?
はい。停止したインスタンスは、それが停止された時のクラスタ プレイスメント グループの一部として起動します。クラスタ プレイスメント グループ内で起動するだけの容量がない場合は、起動は失敗します。
Q: どのリージョンでクラスタコンピュート インスタンスが使えますか?
クラスタコンピュートとクラスタ GPU インスタンスは、現在は米国東部リージョンで利用可能です。

VM Import

Q: VM Import とは何ですか?
VM Import を使うと、ユーザーは VMware の仮想マシンイメージをインポートして Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)でインスタンスを処理できます。そうすることで、これまでに構築したユーザーの IT セキュリティ、設定管理、コンプライアンス要件に適した仮想マシン構築を使うことが可能となり、Amazon EC2 導入の時間を節約できます。
Q: どのオペレーティングシステムがインポートできますか?
VM Import プロセスは、現在 Windows Server 2003(R2)および 2008 (データセンター、エンタープライズ、スタンダードエディション) の VM イメージをサポートしています。サポートされている VM ファイルフォーマットの全リストは、どの仮想マシンのファイルフォーマットをインポートできますか?をご覧ください。将来的には、他のオペレーションシステムもサポートする予定です。
Q. どの仮想マシンのファイルフォーマットをインポートできますか?
VM Import プロセスは現在、VMware ESX VMDK イメージ、Citrix Xen VHD イメージ、Microsoft Hyper-V VHD イメージ、および RAW イメージをサポートしています。サポートされているオペレーティングシステムの全リストは、どのオペレーティングシステムがインポートできますか?をご覧ください。将来的には、他の仮想化インフラストラクチャ製品のサポートも予定しています。
Q: VMDK とは何ですか?
VMDK は、1つのファイルにカプセル化された仮想マシンのハードディスクを指定するファイルフォーマットです。これは通常、VMware, Inc. が販売する仮想 IT インフラストラクチャに使用されています。
Q. インポートする VMDK ファイルは、VMware vSphere クライアントを使用して、どのように準備するのですか?
VMDK ファイルは、VMware vSphere Client の OVF テンプレートで File-Export-Export を依頼して準備します。作成された VMDK ファイルは圧縮されて画像サイズを軽減し、VM Import と互換性があります。VMware vCenter に Amazon EC2 VM Import Connector vApp を使用している場合には、特別な準備は必要ありません。
Q: VMDK イメージに関してその他の要件はありますか?
仮想マシンは、VMDK イメージを生成する前には必ず停止状態にしてください。VM は一時停止または保留状態にできません。また、暗号化ディスク(Bit Lockerなど)や暗号化イメージファイルには対応していません。ユーザーは、AWS へのインポートおよび VM イメージに含めるソフトウェアに必要なすべての権利およびライセンスを確認する責任があります。
Q: VHD とは何ですか?
VHD(Virtual Hard Disk)は、1つのファイルにカプセル化された仮想マシンのハードディスクを指定するファイルフォーマットです。VHD イメージフォーマットは、Microsoft Hyper-V や Citrix Xen などの仮想化プラットフォームで使用されます。
Citrix Xen からインポートするには、VHD ファイルをどのように準備するのですか?
Citrix XenCenter を開き、エクスポートする仮想マシンを選択します。ツールメニューで、仮想アプライアンスツールをクリックし、エクスポートアプライアンスを選択して、エクスポートタスクを開始します。エクスポートが完了すると、エクスポートダイアログで指定した宛先ディレクトリに VHD イメージファイルが見つかります。
Q. Microsoft Hyper-V からインポートするには、VHD ファイルをどのように準備するのですか?
Hyper-V Manager を開き、エクスポートする仮想マシンを選択します。仮想マシンのアクションペインで、エクスポートを選択して、エクスポートタスクを開始します。エクスポートが完了すると、エクスポートダイアログで指定した宛先ディレクトリに VHD イメージファイルが見つかります。
Q: VHD イメージに関してその他の要件はありますか?
仮想マシンは、VHD イメージを生成する前には必ず停止状態にしてください。複数の仮想ハードディスクを持つ仮想マシンはサポートされていません。接続されているブートボリュームのみで、仮想マシンをエクスポートすることをお勧めします。ImportVolume コマンドを使って、AttachVolumeで仮想マシンに追加のディスクを添付して、それらをインポートすることができます。ユーザーは、AWS へのインポートおよび VM イメージに含めるソフトウェアに必要なすべての権利およびライセンスを確認する責任があります。
Q: Amazon EC2 にインポートするために仮想マシンを特定の方法で設定する必要がありますか?
リモートアクセスには Remote Desktop(RDP)を有効にする必要があります。ホストファイアウォール(Windows ファイアウォール)を使用する場合は、RDP へのアクセスを許可する必要があります。 そうしないと、インポートした後にインスタンスにアクセスできなくなります。
Q: 仮想マシンはどのように Amazon EC2 インスタンスにインポートしますか?
Amazon EC2 API ツールを使用して VM イメージをインポートすることができます。
  • ec2-import-instance API を介して、VMDK、VHD、または RAW ファイルをインポートします。インスタンスのインポートタスクでは、Amazon EC2 インスタンスのプロパティ(インスタンスのサイズ、Availability Zone、セキュリティグループ)を適切に設定するために必要なパラメータがキャプチャされ、ディスクイメージが Amazon S3 にアップロードされます。
  • アップロードが完了される前に ec2-import-instance が中断または終了した場合は、ec2-resume-import を使ってアップロードを再開します。インポートタスクは、それが中断されたところから再開されます。
  • ec2-describe-conversion-tasks コマンドを使って、インポートの進行を監視し、結果として出た Amazon EC2 インスタンス ID を取得します。
  • インスタンス ID をec2-run-instances API に指定することにより、Amazon EC2 インスタンスを起動できるようになりました。
  • インポートタスクが完了したら、ec2-delete-disk-image コマンドラインツールを使って、Amazon S3 のディスクイメージを削除します。
または、VMware vSphere 仮想化プラットフォームを使用する場合は、Amazon EC2 VM Import Connector が提供するグラフィカルなユーザーインターフェイスを使用して、仮想マシンを Amazon EC2 にインポートすることができます。Connector を使って開始するには、以下を行います:
  • VMware vCenter 用に Amazon EC2 VM Import Connector vApp をダウンロードします。
  • vCenter Server に Connector vApp をインストールします。
  • VMware vSphere Client を使用して、Amazon EC2 にインポートする VM イメージを選択します。
  • [Import to EC2] タブで、リージョン、Availability Zone、オペレーティングシステム、インスタンスのサイズ、セキュリティグループを選択します。必要な場合は、イメージがインポートされる先とインポートプロセス開始の VPC 詳細を選択します。
  • インポートプロセスが完了したら、Amazon EC2 インスタンスを起動します。
Q: 仮想マシンにインポートする費用はいくらかかりますか?
VM イメージファイルのアップロードと格納に対して標準の Amazon S3 データ転送とストレージ料金が課金されます。VM をインポートした後は、標準の Amazon EC2 インスタンス時間と EBS サービス料金が加算されます。インポート処理の終了後は VM イメージを S3 に格納したくない場合は、ec2-delete-disk-image コマンドラインツールを使って Amazon S3 からディスクイメージを削除します。
Q: Windows Server 2003 または 2008 の VM をインポートする時、オペレーティングシステムのライセンスを提供するのは誰ですか?
Microsoft Windows Server 2003 または 2008 を使ってインポートした VM を起動すると、該当する Windows Server バージョンを実行する Amazon EC2 に対する標準インスタンス時間料金が課金されます。これには、Amazon EC2 内のオペレーティングシステムを活用するためのライセンスが含まれます。ユーザーは、その他にインストールされているソフトウェアのライセンスを確認する責任があります。
Q: 仮想マシンのインポートにはどの程度の時間がかかりますか?
仮想マシンのインポートにかかる時間は、ディスクイメージのサイズとネットワーク接続速度により異なります。例えば、10 GB の Windows Server 2008 SP2 VMDK イメージの場合は、10 Mbps ネットワーク接続で約2時間かかります。
Q: VM Import には、どの Amazon EC2 リージョンが使えますか?
VM Import は、すべての Amazon EC2 リージョンで利用可能です。
Q: 同時に使える import-instance または import-volume タスクはいくつですか?
各アカウントは、地域ごとに最大5つのアクティブインポートタスクを同時に実行できます。
Q: インポートした仮想マシンは、Amazon Virtual Private Cloud(VPC)で実行できますか?
はい。インポートした仮想マシンは Amazon VPC で起動できます。
Q: VM Import で AWS Management Console を使用できますか?
いいえ。VM Import コマンドは、CLI、API、VM Import Connector を介してのみ利用できます。ただし、イメージをインポートした後は、その後のインスタンスは AWS Management Console からのみしか利用できません。

Microsoft Windows やその他のサードパーティソフトウェアを実行する Amazon EC2

Q: 既存の Windows Server ライセンスを EC2 で使用できますか?
いいえ。Microsoft Windows Server のライセンスは現在、Amazon EC2 またはその他のクラウド環境における既存の Windows ライセンスの使用をサポートしていません。Microsoft カスタマー担当者にお問い合わせいただき、ライセンスオプションについて理解していただくことをお勧めします。
Q: どのようなソフトウェアライセンスを Windows 環境へ持ち込むことができますか?
特定のソフトウェア ライセンス規約はベンダーによって様々です。それゆえ、ソフトウェアベンダーのライセンス規約を確認し、既存のライセンスが、Amazon EC2 での使用のために許可されているかどうかを判断することをお勧めします。

IBM を実行する Amazon EC2

Q: IBM を実行する Amazon EC2 の利用に対して請求はどのように行われるのですか?
使用分に対してのみ料金を支払い、最低料金はありません。価格は、各インスタンスタイプに対して消費されたインスタンス時間ごとに設定されています。1時間未満のインスタンス時間は1時間分として請求されます。IBM を実行する Amazon EC2 のためのデータ転送は、Amazon EC2 とは別に請求されます。同一リージョン内における 2 つの Amazon Web Services 間でのデータ転送料金はありません(例: Amazon EC2 米国西部と、米国西部内の別の AWS サービスとの間)。異なるリージョンの AWS サービス間でのデータ転送には、転送両側でインターネットデータ転送料金が課金されます。

IBM を実行する Amazon EC2 の価格情報については、IBM を実行する Amazon EC2 詳細ページを閲覧してください。


Q: IBM を実行する Amazon EC2 で Amazon DevPay を利用できますか?
いいえ。現在は DevPay を使用して、IBM を実行する Amazon EC2 上で製品をバンドルすることはできません。

サービスレベル利用規約(SLA)

Q: Amazon EC2 サービスレベル利用規約が保証するものは何ですか?
Amazon EC2 SLA は、1つのリージョン内で、365日間、99.95%の可用性を保証しています。
Q: SLA サービスクレジットの資格を有しているかどうかは、どのように知ることができますか?
お客様が運用を行っているリージョンの年間可用性が、測定された365日間で99.95%未満である場合、お客様には SLA クレジットの資格があります。SLA の利用規約すべての完全な詳細、ならびに請求の送信方法の詳細については、 をご参照ください。
Q: Amazon EC2 サービスレベル利用規約が保証するものは何ですか?
Amazon EC2 SLA は、1つのリージョン内で、365日間、99.

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