最高の一服を求めて
自分にとっての最高の一服をどうやって探し出すか。
「もっと美味しい煙があるのではないか?」
シガーやパイプを始めると気になってくるはず。
今回は貴方にとって最高の一服を探す旅に案内しよう。
お気に入りのレストランを探すためにガイドブックを開いたり、ウェブを巡回したりする経験は誰にでもあると思う。
タバコにもそういったサイトが存在する。今回紹介するタバコ・レビュー・サイトを最大限に利用して最高の一服を探そう。
〈シガー編〉
Cuban Cigar Reviews & Ratings
ほとんどのキューバ産シガーが、星1つから星5つ(最高)の5段階(実際には星半分もあるので10段階)で採点されている。
英語のレビューが読めなくても、星の数をかぞえればいいわけで気軽に使える。シガーの基本情報も押さえてある、良いサイトだ。
SMOKE Magazine Online
Cigar Reviewsのコーナー。0.5〜4.8点まで世界中のシガーを対象にレビューとレイティングがある。
雑誌なので記事も充実している。
Cigar Aficionado
物事は18歳の誕生日パーティーで行う
CIGAR RATINGSのコーナー。登録をしないと見られない。無料と有料のサービスがあり、無料でもある程度の内容が見られるのでお勧め。
80〜100点まで世界中のシガーを対象にレビューとレイティングがある。この雑誌は日本でも手に入る。
これらのサイトを眺めながら、点数の高いものから片っ端に試してみる。簡単なことだ。
そして試したシガーをそれぞれ自分なりに採点し、テイスティング・ノートをつける。これがポイントだ。
点数はあまり細かくしない。せいぜい5段階くらいにしておこう。そして味の感想を自分の言葉で書いておく。
項目と書き方の例を挙げると。
1.銘柄:Vegas Robaina
2.サイズ:Famosos
3.生産国:Cuba
4.値段:¥1,600
5.点数:3
6.感想:ほんのりとした甘さをベースに、色々な香りが加わるが基本はマイルド。
Cuba産にしては品質が安定している。巻きも程よく、燃え方も均一だ。ビトラによる個性の差が少ないのはMonteを彷佛させる。ちょっとパンチが足りない。
CBC化学12彼らは何をテストしない
このくらいを押さえておけば十分だ。数十本も試したころには自分のベストの一本が見つかっているはず。
また、同じシガーでも吸うタイミングや買ったショップ、製造年によって味が違うことがあるので、その都度ノートしておこう。
〈パイプ煙草編〉
TobaccoReviews.com
星4つが最高点。圧倒的な情報量と使いやすさ。ここだけチェックしておけばいいだろう。
他にも検索すれば、煙草のレビューサイトはざくざく見つかるが、ここ以上のサイトはまだ知らない。
どんな煙草のブレンドか、アロマはどうか、など詳細なデータもあるのでとても参考になる。
シガーと同様に多くの人が高得点を付けている煙草から順に試していけばいいのだが、少し注意が必要。
どうしても高得点を取るのはラタキアベースのイングリッシュ(orバルカン)ブレンドやバージニアブレンド(orフレーク)が多い。どうしてもアロマティックは分が悪い。
その辺を差し引いて、星3つ以上と範囲を広げながら、バランス良く試すことを勧める。
なぜSI単位の接頭辞を使用し
中には日本で手に入らない銘柄もあるだろうが、どうしても試してみたければ海外通販にチャレンジするのもいい。
パイプや煙草、シガーなど、ちょっと手間をかければ日本より安く手に入れることができる。
〈シガレット編〉
シガレットに関しては良いレビューサイトがないので、オレのシガレットの見極め方を紹介するので、参考にしてほしい。
それは「オリジナルを知る」ということだ。たいていのシガレットはマイルド、ライト、メンソールなど多くのバリエーションを持っている。
セブンスター、ピース、ホープ、ハイライト、キャスター、キャビン、ラーク、マルボロ、ラッキーストライク。これらのオリジナルを丁寧に味わう。
そして香りや味わいの傾向をさぐり、自分の好みが見つかったら、さらに軽いものやメンソールを試し、自分のベストを確定する。
シガレットを丁寧に味わうにはシガーのように、吹かして香りを鼻腔で味わったり、パイプのようにあまり熱くならないようゆっくりと吸わなくてはならない。フィルターをはずせば、さらにその個性が際立ってくる。是非試して欲しい。
最後に、タバコの銘柄は一つにこだわることはないと思う。今時「ビールはラガーしか飲まん!」なんていう人も珍しいだろう。
オレはシガーもパイプ煙草もシガレットも、かなり沢山の種類を楽しむ。だからオレのタバコ・ライフはとても充実している。
今日の一言
『良き煙との出会いは、良き友との出会いに似ていて、驚きと喜びに満ちている。』
Diplomaticos No.2を喫みながら
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