スタンフォード大学のダフニー・コラー氏とアンドリュー・ン氏は、米国の名門大学5校のさまざまな授業をオンラインで無料提供するサービスを立ち上げた。公開されるのは、歴史、経済、コンピューターサイエンスなど幅広い分野における授業で、世界中の人々の参加を呼びかけている。

他の写真を見る

どのようにニューヨークの消防アカデミーを申請するには？

何年は、ルネサンスと中世の時代でしたか？

なぜそれがキャリアを得るために重要なのですか？

　2つ目の特徴は、教授と生徒のコミュニケーションや、生徒間の意見交換の場を提供するオンラインシステムだ。生徒同士がお互いを評価し合う採点方法など、最新の教育方法論に基づいた画期的な取り組みで世界中の学生同士をつなげることができるという。

　米国では、世界トップクラスの大学に籍を置く教授が無償でオンライン授業サービスを提供する事例が増えている。2011年秋には、スタンフォード大学教授のセバスチャン・スラン氏が、無料のオンライン教育サービスを立ち上げるために教授職を辞職した前例がある。世界でもトップクラスの大学が、世界中の人に平等な教育サービスを提供しようと模索している中、日本国内の大学にも今後期待したい。

【関連記事】
スタンフォード大学レベルの授業をオンラインで、190か国から160,000人が受講
東大は世界13位に後退…論文の引用動向から見る研究機関ランキング
米大学院ランキング、MBA部門ではハーバード大学が1位に返り咲き
NEC、スタンフォード大らと新世代ネットワークの研究開発機関設立
帰国生対象の海外学校相談会、北米・欧州・アジアで4/30より