2012年5月19日土曜日

シンシナティで英語を学べるところ(1)--大学、または大学付属のESL


ここに記載している費用、コース概要等はおおむね1999年秋の資料に基づいています。
詳細は必ずご自身で各スクールやクラスに問い合わせて確認してください。

Xavier University (ESL)

・大学のWeb Page: http://www.xu.edu/
・ESL:

3800 Victory Parkway Cincinnati,OH 45207-2511 (ESL Office)
ESL Office TEL: 513-745-2847 / Fax: 513-745-3844

私が1999/夏のセメスター(5月中旬〜8月上旬)の間通っていたところです。以前知人が行っていたので、深く考えずにここに決めました。
この大学は、カトリック系の中規模の私大で、大学リーグ(?)のバスケットボールやフットボールが有名なようです。キャンパス内は花や木がたくさん植えられていてとてもきれいです。
学部が夏休み中ということもあり、朝は近所の人が犬の散歩やジョギング、ウォーキングなどをしていることがよくありました。

<場所> I-71 Exit 5 を出て西へ、車で5分くらい。

<ESLの入学資格> 特になし。

<費用>
はっきり言って、決して安くはありません。
1999/Summer(12weeks)で約$2400+テキスト代(私の場合で$120ぐらい)。
詳しくは上記ESLのWEBページを参考にして下さい。

<クラス編成>

  • Beginner,Intermediate,High-Intermediate,Advanced4段階
  • 入学時に大学でTOEFL(ペーパーベース)を受験し、その結果によってクラスが決まる。
    (このTOEFLは単なるクラス別けのためのものであって、入学資格を問われるものではない。)
  • TOEFLの結果は、総合点だけでなく各パートの得点が考慮されてそれぞれクラス分けが行われる。
  • 私が行っていたときは学部が夏休み中だったため、一クラスの人数があまり多くなかった(10人前後)。そのため先生の目がよく届く。(ということは宿題がさぼれない…。)

<授業>

  • 月〜金の9:00〜1:40(または2:40)。基本的には1科目50分だが、Reading/Writingのみ100分。
    科目:Grammar, Listening & Discussion, Reading&Writingの三つ+Elective class
  • 学部、院への入学を前提とした、進学準備のための勉強に重点が置かれている。
  • そのため上級のクラスではTOEFL対策のコースが設定されている。(選択制)
  • TOEFLを意識しているので、講義中心で、会話の練習はあまり多くない。
  • 宿題がたくさん出るので、家で勉強に費やす時間が必然的に多くなる。
    (アメリカの大学の授業は日本と違ってレポートなどで大変なので、それに慣れさせるという意味もあるのか?)
  • 学期の最後にはTOEFL受験が組み込まれている。

<その他>


コールとは何か(コンピュータassested製品属性学習
  • 条件を満たせば学生ビザに必要な I-20 を発行してくれる。
  • 春(16週間)、夏(12週間)、秋(16週間)の3セメスター制
    空きがあれば責めスターの前半だけや後半だけ(8週または6週)とか、必要な科目だけ、といった、都合に合わせた取り方もできる。(但し、全科目を履修しない場合は、パートタイム扱いになるため学生ビザは発行されない。)定員に余裕がない場合は不可となる…フルタイムで取る人が優先。
  • ネイティブを無料で会話の相手としてマンツーマンでつけてくれる制度(チューター)がある。
  • 希望すればEメールアドレスが取得できる。学校では、コンピュータラボが空いていれば自由に使える。(学部の学生と同様)
  • 生活面についてはインターナショナルの生徒を専門にフォローしてくれる部門があり、その部門が休日などにもさまざまなアクティビティを催してくれるので、それに参加できる。

▲Top

Cincinnati State Technical and Community College(Cincinnati State)

3520 Central Parkway,Cincinnati,OH 45223
TEL: 513‐569‐1500

(Photo: 5/24/2002)

▼以下、1999/9月 Tadaeさんから情報をいただきました。

<場所> I-75 Exit 3→Grand Central Pkwy 右手にあります。

<クラス編成>

  • ESLはT(Beginner/Intermediate)U(Advanced)、そしてConversationがあります。
  • 一応レベル別になっているが、このレベルはあってなきが如しで、生徒は自分の都合のいい方のクラスを取っているようです。TとU両方とっている生徒もいます。
  • よって、TはBeginner/Intermediateとなってはいますが、先生の話す速さもナチュラルスピードだし、実際のレベルはIntermediateくらいを必要とするのではないでしょうか。

<授業>


どのように私はスペイン語を話すことを学ぶか
  • TとUはそれぞれ月火水木11:00〜、と10:00〜、Conversationは火木の12:00〜、それぞれ50分ずつ。
  • 授業内容は、大学のクラスに合流することを目標としているため、ポイントはやはりReading&Writing、特にWritingについて「書く」宿題が出るほどです。クラス合流後の、レポートの嵐にも耐えられる英語を書く力を、ということなのでしょうか。
  • Conversationのクラスでも、ビデオを見てのボキャブラリー&イディオム強化という感じなので、日常会話を学びたいという目的だと、少々的外れに感じられるかもしれません。
<費用>
  • 10週間のタームで、オハイオ州の住人(9ヶ月以上住所があること)またはNon-Credit Student(卒業を目的としない、聴講生のようなもの?)だと1クレジット$62.50、それ以外は1クレジット$125です。
    ESLTとUは各4クレジット、Conversationは2クレジットなので、私(Non-Credit Student)の場合は6クレジット$375+テキスト代(2冊)約$44、でした。
<その他>
  • クラスは10人前後、今学期(1999/秋)に関しては先生もびっくりの多国籍クラスで、韓国人が2人いる他はブルガリア、ケニア、ドイツ、パナマ、タイ、ベトナム、そして日本が1人ずつ。
    他の学期も割と出身国はばらけているようですが、殆どの生徒は学部留学目的のようです。
  • Xavier同様、Cincinnati Stateでも、ESL生徒のためのバックアップとして、Conversation Partnerの斡旋、ESL講師による時間外フォローアップ(Individualized Help)、International Students Associationなる団体などもあるようです。

体験談

掲示板での、「この学校に語学留学を考えていますが、何か情報はありませんか?」という質問に対し、以下のような答えをいただきました。

4/27/2001・エダコさんより

学生ビザで語学留学を、となると、ESLをフルタイム(週20時間以上だったかな)で受講ということになると思うのですが、残念ながらCincinnati StateではフルタイムのESLが開講されていないんです。
というのも、この学校では、ESLの位置付けが、『入学時にアメリカ人も外国人も必ず受けるプレイスメントテストにおいて、英語力が大学の英作文クラス(English Composition I )のレベルに満たないと判断された外国人が、英作文クラスに対応できる英語力をつける場』という感じになってまして(アメリカ人の場合は、これがBasic Reading/Writingというクラスになります)、留学生は各自の専攻関連のクラスと並行して、ESL(週4日1時間か2時間ずつくらい)も受講している、といった感じなのです。

Cincinnati State、学部留学生として入学するのにはTOEFLも不要だし、学費も安いし、I-20も発行してはくれるのですが、語学留学にはちょっと不向きなシステムかと思われます。

周囲の留学生を見ても、Cincinnati Stateに入る前、半年から1年くらい、nchibaさんも行ってらしたXavier UniversityのESLや、ダウンタウンの語学学校に行っていた人が多いようで、Cincinnati Stateでは、ESLは単位稼ぎやプレイスメントテストの判定で受講している人が多かったかな。


バレンタインデー2007は、上に落ちる

あ、でも、授業はなかなか楽しかったですよ。パートタイムでESLだけ来ている人もけっこういて、普段は働いていたり、専業主婦だったり、オーペア(ホームステイしながら、その家でベビーシッターする一種の語学留学システムみたい)してたりする人がいて、彼らの話を聞くのも興味深かったです。

▲Top

University of Cincinnati Raymond Walters College(RWC)

9555 Plainfield Rd., Blue Ash, OH 45236

シンシナティ大学の社会人向けの分校という形のもので、ESLとか外国人向けとかではなく、純粋にネイティブ向けのカリキュラムです。
働きながら大学の単位を取りたい、社会人になってから再度勉強をやり直したい、大学の時の専攻とは別の勉強がしたい、仕事に必要な知識を更に深めたい…などのニーズに応えているようです。 そのため、Englishだけでなく、Art,Biology,Business,Foreign Language,Nursingなどさまざまなコースやクラスがあり、カルチャースクール的な気楽なクラスから大学院レベルまで多様です

←コース案内のパンフレット

▼下記はその中のいくつかの例です。(パンフレットからの抜粋)

ノンクレジットコース

*English Skills Tutorial
  • 英語のスキルをブラッシュアップさせたい人やESLが必要な人向けのクラスだそうです。
    チューターの人とのOne-on-Oneで、アドバイザーと相談の上、文法からリーディング、ライティング、会話まで、個人のペースと必要性に合わせた目的が設定されるようです。
  • 時間帯は書いてありませんでしたが、One-on-Oneなので、ある程度自分の都合に合わせてもらえるのではないかと思います。

<費用> 1ターム(2.5〜3ヶ月位)で100ドル+evaluation fee 50ドル

1/27/2000・あきさんより

レイモンドのマンツーマンの英会話は200ドルに値上げされています!(去年の夏までは100ドルで,秋に150ドルになってこの冬からさらに200ドルへと値上げされたのです。)
それでも人気なのか先生がいないのか順番待ち状態です。(私は秋に申し込んで定員で冬のウェイティングリストにのせてもらい、この1月から通い始めたところです。)まだ2回しかいってませんが徹底的に発音を直してもらえるので(--やることは相談の上で決めるので私は当然スピーキング,とお願いした--)マンツーマンはなかなかいいです。
でも友人の話によると先生の当たりはずれが激しいらしいです。回数は10回なのであまりお安くはないですね・・・。

クレジットコース

*English

事前にプレイスメントテストを受ける必要があり、それによってレベルに応じてクラス分けされるそうです。
プレイスメントテストは約2時間半、英語のエッセイ・回答選択式の問題の他に簡単な数学があるそうです。


  • クレジットコースに置かれているけれど、ノンクレジット扱いのPrep Reading & Writing及びPrep EnglishVのクラスは、名前の通り大学準備段階(ESL上級)レベル。ネイティブでも大学レベルの作文力が足りない人のためのクラス。
  • 同じコースの次の段階は、大学生1年生レベル(クレジット)のCollege ReadingEnglish CompositionT〜Vクラス。U以上はその前に必ずTを取っていなければいけないなどの条件があります。
*English/Communication
  • (大学生1年生レベル)…Effective SpeakingCareers in Communication
  • (大学生2年生以上レベル)…Persuasive Speaking

など。

*English/College Study Skills
  • 大学生1年生レベル。

そのほかにも色々なクラスがあるので、興味のある方は資料を入手して検討しましょう。

<時間帯>
昼間(主に午前中)と夜(6時過ぎ)のクラスがあります。

<費用>
オハイオ州のレジデントかそうでないかによって、授業料に違いがあります。また、フルタイムかパートタイムかによっても違ってきます。

1999年秋用の資料から参考までに…
  (フルタイム)レジデント:$1191、ノンレジデント:$2999、
  (パートタイム)レジデント$99/Credit hour、ノンレジデント:$250/Credit hour

▲Top

その他

以下は具体的に資料を集めたり話を聞いたりしていないので内容はよくわかりませんが、WEB上で見つけたところです。参考までに…。

Thomas More College(ESL)

333 Thomas More Parkway, Crestview Hills, KY 41017-3428
OfficeTEL: 859-344-3332

カトリック系私大。ダウンタウンから8マイルほど南西のノーザン・ケンタッキーにあります。
ドイツ、アイルランド、プエルトリコ、ウクライナ、そして岐阜県にある大学と姉妹校になっていて、そこからの留学生や短期英語研修生を受け入れているようです。
そのためか、ESLの授業は1タームが6〜8週間単位です。
(ESLのページ http://www.thomasmore.edu/international/esl/index.html もあります。)

※2005年夏現在では、単独のESLは無くなったようです。学部生のためのESLみたいなものはあるのかもしれません。
(9/8/2005・nori・WebPageチェック)

University of Dayton(ESLのようなもの?)

300 College Park , Dayton, OH 45469-1300
TEL: 1-800-837-7433 or 937-229-4411

ちょっとシンシナティからは離れていますが、名前の通りデイトンにあるカトリック系の私大です。
IEP(Inrensive English Program)というコースが語学研修のカリキュラムのようです。

Yahoo!(USA)の下記ページも参考になるかもしれません。

U.S. States > Ohio > Metropolitan Areas > Cincinnati Metro > Education > College and University

▲Top

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