ニュースレター 2012 | RENTAL & COWORKING SPACE WA MUSE -ワ・ミューズ-
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vol.2
■ビジネスチャンス交流会報告(準備中)
■「コワーキングスペース」について
特別インタビュー
刺繍作家 土田真由美さん
MAYUMI TSUCHIDA Embroidery & Needlework主宰
ブログ刺繍ランキング上位の人気を誇る土田真由美さん。昨年末に7年間滞在したニューヨークから帰国して日本で初めて刺繍教室を開設。ワ・ ミューズでの吉祥寺教室オープンにあたり、土田さんの刺繍への思いをお聞きしました。
■基本のステッチを徹底的に学ぶ
幼少期に高級婦人服の仕立てをしていた母親から、小・中学校では教師からソーイングや刺繍、刺し子や編み物を習い、意外にも刺繍は専門家について習ったことはないと言う土 田さん。以来、趣味のひとつだった刺繍が本格化したのは、ご主人のロンドン転勤が契機でした。「ロンドンは刺繍の本場で、素敵なデザインの刺繍キットがたくさん売られているんです。母や学校の先生に基本的な刺し方は習っていたので、見ればわかるという感じで、自分で刺し だしたんですね」そうした経験の積み重ねは、刺繍は基本の刺し方を徹底して学ぶことが第一という、土田さん独自の考えかたを生みました。「ステッチの種類は本当にたくさんありますが、教室ではよく使われて重要度が高いステッチを徹底的に教えます。そうすると、本などを見て知らないステッチが出てきても、基本的なステ ッチが土台になっていることが分ったりして対応できていくんですね」ロンドン滞在時、カリグラフィー、水彩画、チャイナペインティングにも興味は向かい、「習い事中心の生活」だったと笑いますが、構図やデザイン、色彩の感覚が養われたとも。「刺繍も デザインと両立することが大事で、習い事の経験は、今に生かされていると思います」
■作品として価値あるものを作る
スコアを取得する方法GEDテスト
いろいろな趣味があった中で刺繍にひかれた理由を伺うと、「刺繍のデザインは、一所懸命考えなくても、どんどん湧いてくるんです」と声がはずみます。そんな土田さんのこだわりは、「教室では、刺繍だけのデザインで完成するものを指導しています。長い目で見てそのほうが刺繍作品としての価値があると思うからなんです」。さらに、「完成度を左右するのは、刺繍以外のところにあるんですね。刺繍がいくらきれいでも仕立てがひどいと作品としては成り立たない。それくらい仕立ては大事です」。洋裁の仕事をしてい た「母の影響はとても大きい」という土田さんならではのこだわりです。 土田さんが初めて教室を開いたのは、ご主人の二度目の海外駐在先となったニューヨーク。教室では、糸の玉結びもできない人もいたそうですが、1年もするとかなり手が慣れてくると か。「それぞれに異なる生徒のみなさんの個性を上手くひきだせたらいいなと思います。そして、刺繍に縁のなかった人でも、刺繍をやってみたいと思ってもらえる初心者向けのデザインを数 多く提供していけたらいいですね」暮らしの中で生きるデザインで、刺繍の魅力を伝える土田さんへの期待がますます膨らみます。
■プロフィール
1970年富山県生まれ。幼少期から中学校まで洋裁をしていた母、学校の先生からソーイングや刺繍の基礎を習う。京都薬科大学薬学部卒業。薬剤師。製薬会社に7年勤務し た後,夫の駐在先のロンドンで本格的に刺繍に取り組む。2005年、再び夫の海外駐在に伴ったニューヨークで3年前より刺繍教室を始める。現在、東京の世田谷教室、吉祥寺教 室、ニューヨーク教室主宰。
ブログ: MAYUMI TSUCHIDA Embroidery & Needlework 「Nui nui 生活 in TOKYO」
ビジネスチャンス交流会報告
2月29日(水)、武蔵野市・三鷹市のビジネスをサポートするNPO法人むさしの経営支援パートナーズ主催「ビジネスチャンス交流会」が開催されました。■準備中
喜びの痛みの理論
コワーキングスペースとは
さまざまなソーシャルメディアの影響を大きく受けて、オフィスにいなくても、自宅やカフェなど好きな場所で仕事をすることができるようになりました。しかし、自宅では集中する のが難しい、カフェはお昼時に長居がしずらいなどの環境から、「コ(=共有)ワーキングスペース」に注目が集まっています。個々に独立して働きながら、相互の情報やアイデアなどを交 換しあえる共有のワーキングスペース。2011年には国内でも広がりを見せ始めました。利用しやすさとコミュニケーションから生まれるビジネスの可能性を追求する場として、従来のシェア オフィスとは差別化をしています。とかく利用者はフリーランスやIT関連というイメージが先行しがちですが、自分にあった働き方のプラットフォームとして地域に根差したコワーキングも増えています。
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vol.1
■2012年・春スタート講座のご紹介
■「吉祥寺ビジネスプラン塾」2月スタート!
新春特別インタビュー
医師 澤田めぐみさん
とうきょうキッズメディカルスクール代表
小学3年~6年生の児童を対象として、「からだのしくみ」や「病気のなぞ」について学ぶ医学教室・
とうきょうキッズメディカルスクール。
2012年度の講座が4月からワ・ミューズでスタートします。
■本物の医療器具を使った体験型講座
「いのちの不思議や、いのちは何よりも大切な宝ものだということを知ってほしい」、そのことを子どもたちが講座をとおして、自然に感じとってくれたら嬉しいと思うと澤田さん。
2011年12月、武蔵野商業会議所で2012年度の講座に向けた体験教室が開かれ、子どもたちが心臓のしくみを学びました。心拍数を計測したり、血液がどの方向に流れているか実験して確認したり、クイズを交えながら、心臓のしくみを澤田さんが分りやすく解説していきます。胸にエコーをあて、心臓の収縮や弁の開閉する動きがリアルに映し出されると、みんなの目はスクリーンに釘付け。初めての参加で緊張気味だった子どもたちが、講座が終わるころには活き活きと輝いて見えたのが印象的でした。
定期講座は、毎月1回90分、医師、歯科医師、薬剤師などが講師となり、受講生も白衣を身に着けて、聴診器、顕微鏡、内視鏡など本物の医療機器を扱う体験型学習です。授業のカリキュラムやテキストは、先生がたの手作り。子どもたちが楽しく医学を学べるような工夫が凝らされています。
■正しい医学の知識を身につける大切さ
アメリカインディアンと肥満のコミュニティ分析
澤田さんが、児童向けの医学教室を開いたのは、2児の子育てを通じ、科学的根拠のない医療情報が子どもたちを取り囲んでいると危惧を抱いたからでした。「医師として、自分が勉強してきたことを子どもたちに伝えていかないといけない」と、2009年に小学生の長男と友だちを自宅に集めて医学教室を開始。2010年「みたかソーシャル&コミュニティビジネスプランコンペティション」最優秀賞を受賞し、2011年4月にそれまで不定期だった教室を定期講座として開講しました。
澤田さんは、病気になってからではなく、からだの正しい基礎知識を身につけておくことの大切さも強調します。
「正しい基礎知識がないと、診察を受ける時に主治医の先生に的確な質問ができず、それが不安や不満につながることがあります。良い医療を受けようと思ったら知っておかなければいけないことがあるんですね」。講座で本物の医療機器を使うのは、この検査にはどんな意味があるのか、先生が何をしているのか、そういうことが分るようにという意味もあると話します。そして講座をとおして、
「偏見のない医療の正しい情報を見極める目の基礎をもってもらえたらいいなと思います」と、医師として、そして母としての目がさわやかに微笑みました。
■プロフィール
医師・医学博士。東京医科歯科大学卒、専門は呼吸器内科。大学病院勤務を経て、出産を機に都内の検診センターの内科医に移行。2009年、多摩地域在住の医師、歯科医、薬剤師らとともに児童向けの医学教室を開設。「みたかソーシャル&コミュニティビジネスプラン2010」最優秀賞を受賞。2011年4月、医学教室を「とうきょうキッズメディカルスクール」(一般社団法人メッドラーニング)と改称し、定期講座をスタート。2011年、多摩信用金庫主催の多摩ブルー・グリーン賞、経営部門特別賞(東京都産業労働局長賞)受賞。同スクールの代表理事 。
とうきょうキッズメディカルスクール:ホームページ
2012年・春スタート講座のご紹介
■MAYUMI TSUCHIDA Embroidery & Needlework
吉祥寺教室1月21日スタート
幼少期に洋裁の仕事をしていた母から、小・中学生時代に先生から刺繍・洋裁・手芸の基礎を学びました。大学卒業後、製薬会社勤務、薬剤師を経て、夫の海外転勤にともない職を離れ、駐在先のニューヨークで大好きな刺繍を教え始めました。昨年末の帰国にともない、天職と思えるくらい好きな刺繍の魅力をみなさんにお伝えしたくて、この1月から吉祥寺教室と世田谷教室(自宅)をスタートします。
また、私が10年にわたって収集した刺繍本、フランスの刺繍雑誌、刺繍新聞、チャート、その他手芸本について、世田谷教室では自由に閲覧し、製作の参考ににしていただけます。吉祥寺教室では、年に数回閲覧日を設定する予定です。
生活の中でさりげなく使ったり飾ったり、また贈り物にしてみたりetc…。基礎からしっかり学んで、素敵なオリジナル作品を作ってみませんか?
主宰:土田真由美ブログはこちらから
吉祥寺教室―2012年度前期レッスンカリキュラムはこちらから
※2011年12月現在 前期募集は終了しました(満席御礼)
■「武蔵野 和ハーブ講座」4月スタート!
日本人の美と健康、そして感性の源を和ハーブで探る
ハーブ(Herb)というと西洋のものと捉えがちですが、実は私たちの身の回りにあふれています。日本各地の独自の気候や風土の中で育った有用植物を、そこに暮らす人々が活用し伝承してきました。例えば私たちに身近なチャノキ(緑茶)や山椒、シソやミツバなども立派な和ハーブです。
「武蔵野和ハーブ講座」では、武蔵野の自然を歩きながら、江戸時代まではこの地域で盛んに栽培され伝統色・江戸紫の染料となった紫草(ムラサキ)をはじめ、和ハーブを五感で学べるフィールドワークや、和精油を使用した和アロマトリートメント、和ハーブ素材を使った手作りコスメなど、古くて新しい和ハーブ文化の魅力を多方面から味わえる連続講座を今春からスタートします。
和ハーブは、古来から日本人の美しさと健やかさを担い、万葉の文学や色彩にもみられるみずみずしい感性を育む、先人からの素晴らしい宝物に他なりません。「武蔵野和ハーブ講座」は、その豊かなエッセンスを暮らしに採り入れる提案をしていきます。
第1回武蔵野和ハーブ講座 4月15日(日)PM (和ハーブティー紹介、二十四節気と和ハーブの関わり等)
※日時・内容は変更になることがございます。最新情報は下記HPにてご案内致します。
主催:和ハーブ協会 平川美鶴 HP
「吉祥寺ビジネスプラン塾」 2月スタート!
本講座は、少人数制で、マーケティングの基礎を「体系的」に学びながら、講座中に吉祥寺の実務家と対話を通じて街のニーズを知り、自分のビジネスプランに活かすことができます。さらに、NPO主催ビジネスチャンス交流会で発表のチャンスが得られます(審査あり)。
主催:有限会社プランビセ(WAMUSE運営会社)
くわしくは こちら から
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